Oracle FormsとRESTサービスの統合
Oracle FormsからRESTを使用またはコールすると、アプリケーション開発者はOracleデータベース以外のソースからデータにアクセスできます。FormsでRESTの使用を開始するには、まず使用する予定のREST APIを理解する必要があります。
最新のアプリケーションでは、多くの場合、様々なリソースからデータを収集して、そのデータを1つの形式で表します。Formsの場合、RESTサービス・コールを介してデータにアクセスできるため、軽量データを迅速かつ簡単に取得できます。また、最小限の労力でサードパーティ・サービスからデータにアクセスする方法も提供します。
RESTサービスに登録する場合、RESTサービスは通常、次の2つの情報を要求します。
- クライアントまたはアプリケーションのタイプ。Oracle Formsは、Webアプリケーションで機密クライアントとして実行されます。
- リダイレクトURI。これは、
https://example.com:9443/forms/lservlet
などのリスナー・サーブレットURLです。ポート番号(この例では9443
)は、RESTサービスにSSOモードでアクセスする場合でも、(Oracle HTTP Serverを介さずに) WebLogicに直接アクセスするポートを指定する必要があります。
この情報が指定されると、RESTサービスは、RESTサービス操作へのアクセス時に必要となるRESTサーバーURLおよび様々な認可トークンを提供します。認可トークン、および場合によってはRESTサーバーURLは、資格証明としてOracle Platform Security Services (OPSS)に格納する必要があります。