JVMコントローラのロギング

ロギングを有効にすると、JVMコントローラによって一定の情報がログ・ファイルに記録されます。

次の情報が記録されます。

  • JVMパラメータ(maxsessions、classpathなど)の値。

  • JVMコントローラが起動および終了した日時。

  • 子JVMが生成された日時。

  • Formsランタイム・プロセスが新規の接続を開始した日時とそのプロセスID。

    この情報は、診断または管理の目的でどのFormsランタイム・プロセスがどのJVMコントローラに接続されているかを調べるうえで役立ちます。

  • Formsランタイム・プロセスのセッションが終了しJVMとの接続が解除された日時。

内容は次のとおりです。

デフォルトのJVMロギング・プロパティの指定

Fusion Middleware Controlを使用して、JVMコントローラのロギング・プロパティを管理します。

  1. 「JVM構成」ページで、JVM構成セクションを選択します。
  2. loggingパラメータには、表-34で説明されている有効なロギング値を入力します。
  3. 「適用」をクリックします。

JVMログのディレクトリ場所の指定

ログ・ファイルのディレクトリはJVMコントローラで指定できます。また、他のJVMコントローラが使用するデフォルトJVMコントローラのログ・ファイル・ディレクトリも指定できます。

ログ・ファイルのディレクトリの場所を指定するには:

  1. JVMコントローラを作成します。
  2. 「ログ・ディレクトリ」パラメータを追加します。

    「ログ・ディレクトリ」パラメータが定義されている名前付き構成セクションを複製した場合は、既存のそのパラメータを編集できます。

  3. 「適用」をクリックして変更を保存します。
「JVM構成」ページが再表示されます。
関連項目:

ログ・ファイルへのアクセス

ログ・ファイルが存在する場合は、「ログ・ファイル」列にアイコンが表示されます。

ログ・ファイルにアクセスするには:

  • 該当のJVMコントローラで使用可能な「ログ・ファイル」列の「ログ・ファイル」リンクをクリックします。

    「ログ・ファイル」ページが開き、そのログの情報が表示されます。

JVMコントローラのログ・ファイルの削除

Fusion Middleware Controlを使用して、ログ・ファイルを削除します。

JVMコントローラのログ・ファイルを削除するには:

  1. 「JVMコントローラ」ページで、ターゲットJVMを選択します。
  2. 「ログ・ファイルを削除」をクリックします。

    「削除の確認」ダイアログが表示されます。

  3. 「削除」をクリックします。

    ログ・ファイルが削除され、「JVMコントローラ」ページが再び表示されます。

ノート:

実行中のJVMのログ・ファイルを削除した場合、JVMを再起動すると、そのログ・ファイルが再び使用可能になります。ロギングを可能にするには、JVMを再起動する必要があります。