11 ハウスキーピング・ルールの定義
ハウスキーピング・タスクは、一定の時間間隔にEDQジョブの実行によって生成された、古い不要なイベント・ログ・データを削除するのに役立ちます。これらのタスクを定期的に実行するようにスケジュールして、必要な機能を実行できます。
この章では、ハウスキーピング・ルールを定義する方法について説明します:
- イベント・ログ表の場合(dn_eventlog2)
- タスク・ステータス表の場合(dn_taskstatus)
11.1 イベント・ログ表の場合
イベント・ログ・データが大量の表領域を使用する場合(たとえば、ジョブがスケジュールに従って頻繁に実行される場合)は、その状況を処理するためにハウスキーピング・ルールを定義できます。
eventlog.xml
という名前のxml
ファイルをEDQローカル・ホーム・ディレクトリのハウスキーピング・サブフォルダに追加します。
ノート:
ハウスキーピング・サブフォルダは、デフォルトではEDQローカル・ホーム・ディレクトリで使用できません。そのため、この機能を構成するにはそれを作成する必要があります。例 - 次のルールは、毎朝午前2時(サーバー時間)にイベント・ログ・パージのハウスキーピング・タスクを実行し、10日前より古いすべてのイベント・ログを削除します。
.
<housekeeping>
.
<task name="eventpurger">
<start>02:00:00</start>
<interval units="hours">24</interval>
<parameter>10</parameter>
</task>
.
11.2 タスク・ステータス表の場合
タスク・ステータス・データが大量の表領域を使用する場合(たとえば、ジョブがスケジュールに従って定期的に実行される場合)は、その状況を処理するためにハウスキーピング・ルールを定義できます。
この機能をサーバー上でアクティブ化するには、taskstatus.xml
という名前のxmlファイルをEDQローカル・ホーム・ディレクトリのハウスキーピング・サブフォルダに追加します。タスク・ステータス・ハウスキーピングのタスク名は、taskstatusdaoである必要があります。
ノート:
ハウスキーピング・サブフォルダは、デフォルトではEDQローカル・ホーム・ディレクトリで使用できません。そのため、この機能を構成するにはそれを作成する必要があります。間隔単位とパラメータ・オプションで時刻を定義し、パージ機能が実行されたときにそれより古いタスク・ステータスが削除されるようにします。(日、時間、分または秒で示される)間隔単位は、チェックする時間間隔を表します。パラメータ値では測定値を指定し、それより古いタスク・ステータスを削除できます。
例 - 次のルールは、毎朝午前2:30 (サーバー時間)にタスク・ステータス・パージのハウスキーピング・タスクを実行し、100日前より古いすべてのタスク・ステータスを削除します。
<housekeeping>
<task name="taskstatusdao">
<start>02:30:00</start>
<interval units="hours">24</interval>
<parameter>100</parameter>
</task>
</housekeeping>
ノート:
変更を有効にするために、ハウスキーピング・ルールの変更後にサーバーを再起動する必要はありません。