18 ローカルWebコンテンツ・ディレクトリの使用
EDQ 12.2.1.4.4では、EDQアプリケーション・インストールに追加の静的Webコンテンツを格納するための新しいローカルWebフォルダが追加されました。たとえば、Web通知または拡張ユーザー・アプリケーションでのカスタム・イメージの表示がサポートされます。この章では、ローカルWebコンテンツ・ディレクトリを使用する方法について説明します。
ローカル領域のファイルのURLは、次のとおりです:
http://server:port/edq/local/
この章のトピックは、次のとおりです:
18.1 ローカルWebコンテンツ・ディレクトリの場所
ローカル・コンテンツを含むディレクトリのデフォルトの場所は、EDQのローカル・ホーム構成ディレクトリ内のlocalcontent
です。別の場所を設定するには、director.propertiesでlocalcontent.directory
を設定します。値が絶対位置でない場合は、ローカル構成ディレクトリに対する相対パスとして解釈されます。
例:
localcontent.directory = /opt/EDQ/content
localcontent.directory = local/branding
localcontent.directory
の値が空の場合、ローカル・コンテンツWebの場所は有効化されず、/edq/local
内のURLへの参照は404レスポンスを返します。
URLパスが空の場合、またはディレクトリを参照している場合、サーバーはindex.htmlファイルを使用します。director.propertiesのlocalcontent.welcome
設定を使用して、代替のウェルカム・ファイルを指定できます。値は、ファイル名の空白またはカンマ区切りのリストです。
例:
localcontent.welcome = index.htm
18.2 ローカルWebコンテンツ・ディレクトリへの移入
次のいずれかのメカニズムを使用して、ローカル・コンテンツ・ディレクトリにファイルを追加できます:
- 通常のOSコピー操作
ファイルおよびディレクトリは、アプリケーション・サーバーを実行しているユーザーによって読取り可能である必要があります。
- 組込みのEDQ sshdサーバー("localcontent"という名前のディレクトリを公開します)。
http://server:port/edq/local/path
へのPOSTまたはPUTリクエストリクエストを行うユーザーには、「ファイルのアップロード」権限が必要です。パスで使用されるディレクトリは自動的に作成されます。