7.3 CronjobイメージのKubernetesシークレットの作成
Oracle Unified Directory (OUD)がデプロイされると、OUDポッドが実行されているKubernetesノードがポッド退避タイムアウト後に停止した場合、ポッドは退避されずにTerminating状態に移行します。その後、ポッドはいつまでもその状態のままになります。この問題を回避するために、OUDデプロイメント中に、Terminating状態のポッドがないかを確認するcronジョブが作成されます。Terminating状態のポッドがある場合、cronジョブはそれらを削除します。その後、ポッドは自動的に再起動されます。このcronジョブは、hub.docker.com上のイメージにアクセスできる必要があります。したがって、これらのイメージにアクセスできるようにKubernetesシークレットを作成する必要があります。
- hub.docker.comで必要なイメージにアクセスするためのKubernetesシークレットを作成します:
ノート:
まずhub.docker.comのユーザー・アカウントが必要です
例:kubectl create secret docker-registry "dockercred" \ --docker-server="https://index.docker.io/v1/" \ --docker-username="<docker_username>" --docker-password=<password> \ --docker-email=<docker_email_credentials> \ --namespace=<domain_namespace>
出力は次のようになります:kubectl create secret docker-registry "dockercred" \ --docker-server="https://index.docker.io/v1/" \ --docker-username="username" --docker-password=<password> \ --docker-email=user@example.com \ --namespace=oudnssecret/dockercred created