7.4 OUDインスタンスの作成

oud-ds-rs Helmチャート

oud-ds-rs Helmチャートを使用すると、レプリケートされたOracle Unified Directory (OUD)インスタンスのグループを、指定されたネームスペース内のKubernetesオブジェクトとともに作成またはデプロイできます。

デプロイメントを開始するには、oud-ds-rs Helmチャートを参照し、環境に応じた構成パラメータとともに次のHelmコマンドを実行します:
cd $WORKDIR/kubernetes/helm14c
helm install --namespace <namespace> \
<Configuration Parameters> \
<deployment/release name> \
<Helm Chart Path/Name>
構成パラメータ(チャート内のオーバーライド値)は、コマンドラインで--set引数を使用するか、ファイルの参照時に-f / --values引数を使用して(あるいはその両方を使用して)渡すことができます。

ノート:

次の項の例では、Helmチャートで提供されるデフォルト値をユーザーがオーバーライドできる値を示します。構成パラメータとそのデフォルト値の完全なリストは、「oud-ds-rs Helmチャートの構成パラメータ」を参照してください。

helmコマンドおよびパラメータの詳細は、helm --helpおよびhelm install --helpを実行してください。

OUDインスタンスのデプロイ

OUDインスタンスは、次のいずれかの方法を使用してデプロイできます:

ノート:

OUDデプロイメント中にサンプル・データをインストールすることは可能ですが、ldifファイルを使用して独自のデータをロードすることはできません。OUDにデータをロードするには、OUDデプロイメントを作成し、イングレス・デプロイメントの後にldapmodifyを使用します。「LDAPユーティリティの使用」を参照してください。