サービス・コンポーネントの追加方法

サービス・コンポーネントを追加するには:

  1. 「コンポーネント」ウィンドウの上部で、「コンポーネント」をクリックします。
  2. 「SOA」セクションから、コンポーネントをデザイナにドラッグします。

    図2-2に、デザイナに追加されるBPELプロセスを示します。

    図2-2 SOAコンポジット・アプリケーションへのBPELプロセスの追加

    図2-2の説明が続きます
    「図2-2 SOAコンポジット・アプリケーションへのBPELプロセスの追加」の説明

    選択したサービス・コンポーネントに固有のダイアログが表示されます。表2-4は、使用可能なエディタを示しています。

    表2-4 サービス・コンポーネント・エディタの起動

    ドラッグするサービス・コンポーネント 起動する対象

    BPELプロセス

    「BPELプロセスの作成」ダイアログが開きます。このダイアログで、一連のビジネス・アクティビティおよびサービスをエンドツーエンドのプロセス・フローに統合するBPELプロセスを作成します。

    ビジネス・ルール

    「ビジネス・ルールの作成」ダイアログが開きます。このダイアログで、ルールに基づいてビジネス・デシジョンを作成します。

    ヒューマン・タスク

    「ヒューマン・タスクの作成」ダイアログが開きます。このダイアログで、ユーザーまたはグループがエンドツーエンドのプロセス・フローの一環として実行するタスクを記述するワークフローを作成します。

    メディエータ

    「メディエータの作成」ダイアログが開きます。このダイアログで、メッセージやイベントのルーティング、フィルタおよびトランスフォーメーションを実行するサービスを定義します。

    Springコンポーネント

    「Springの作成」ダイアログが起動し、JavaインタフェースをSOAコンポジット・アプリケーションに統合するためのSpringコンテキスト・ファイルを作成できます。

  3. サービス・コンポーネントの設定を構成して、「OK」をクリックします。サービス・コンポーネントのダイアログに関するヘルプは、「ヘルプ」をクリックするか、[F1]を押します。

    図2-3は、OrderProcessor BPELプロセスを作成するためにデータが入力された「BPELプロセス」ダイアログを示しています。このプロセスは非同期として選択されています。「SOAPサービスとして公開」チェック・ボックスを選択することで、Oracle JDeveloperによって、インバウンドSOAP Webサービスに接続されたこのサービス・コンポーネントが自動的に作成されます。

    図2-3 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    図2-3の説明が続きます
    「図2-3 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」の説明
  4. 「OK」をクリックします。

    図2-4は、デザイナのOrderProcessor BPELプロセス・サービス・コンポーネントを示しています。左側のスイムレーンにあるorderprocessor_client_epというSOAPサービス・バインディング・コンポーネントは、外部に対してSOAコンポジット・アプリケーションへのエントリ・ポイントを提供します。「BPELプロセスの作成」ダイアログで「SOAPサービスとして公開」オプションを選択しなかった場合、orderprocessor_client_epサービスは表示されません。サービスは、「サービス・バインディング・コンポーネントの追加方法」のステップに従って、後で追加できます。

    図2-4 コンポジット内のBPELプロセス

    図2-4の説明が続きます
    「図2-4 コンポジット内のBPELプロセス」の説明

    サービス・コンポーネントの内容は、現時点でも後からでも詳細に定義できます。このトップダウンの例では、この時点で内容が定義されます。

  5. 「ファイル」メイン・メニューから、「すべて保存」を選択します。