receiveアクティビティの追加

次のステップに従って、receiveアクティビティとresponseという名前のグローバル出力変数を作成します。このアクティビティは、融資申請承認Webサービスのコールバック処理を待機します。融資申請承認Webサービスは、この出力変数を使用して、融資提案結果をクライアントに送信します。

receiveアクティビティを追加するには:

  1. 「invokeアクティビティの追加」で作成したinvokeアクティビティの直後に、「コンポーネント」ウィンドウから、receiveアクティビティをドラッグします。
  2. 「invokeアクティビティの追加」のステップ3からステップ7と同様のステップで、「変数の作成」ダイアログを開き、受信情報を格納する変数を作成します。

    ノート:

    BPEL仕様のバージョン2.0をサポートするBPELプロジェクトでは、「変数の作成」ダイアログに、変数タイプのインラインを(変数、式、リテラル、パートナ・リンク、プロパティなどとして)初期化できる「初期化」タブがあります。BPELプロセスを作成する際のデフォルト・バージョンはBPEL 2.0です。詳細は、「BPEL 2.0のインラインfrom-specを使用した変数を初期化する方法」を参照してください。

  3. receiveアクティビティをダブルクリックし、名前をreceive_invokeに変更します。
  4. 「パートナ・リンク」リストからパートナ・リンクを選択します(この例では「LoanService」を選択します)。
  5. 「操作」リストから「onResult」を選択します。「インスタンスの作成」チェック・ボックスを選択しないでください。
  6. 「invokeアクティビティの追加」のステップ3からステップ7で作成した変数を選択します。
  7. 「OK」をクリックします。

    receiveアクティビティと出力変数が作成されます。BPELファイル(この例ではLoanBroker.bpel)の最初のreceiveアクティビティが最初のBPELプロセス・サービス・コンポーネント・インスタンスを作成したため、2つ目のインスタンスを作成する必要はありません。