invokeアクティビティの追加

次の手順に従って、invokeアクティビティとrequestという名前のグローバル入力変数を作成します。このアクティビティは、融資申請承認Webサービス(United Loan)を使用して、非同期BPELプロセス・サービス・コンポーネント・アクティビティを開始します。融資申請承認Webサービスは、request入力変数を使用してクライアントからの融資申請を受け取ります。

invokeアクティビティを追加するには:

  1. 「コンポーネント」ウィンドウで、「BPELコンストラクト」を展開します。
  2. invokeアクティビティをreceiveアクティビティの下にドラッグします。
  3. 「構造」ウィンドウに移動します。この例では、「構造」ウィンドウから変数を作成する手順を説明しますが、「Invoke」ダイアログの「入力」フィールドと「出力」フィールドの右側にある「追加」アイコンをクリックして変数を作成することもできます。
  4. 「変数」を右クリックし、「すべての子ノードを開く」を選択します。
  5. ツリーの2つ目の「変数」フォルダで右クリックし、「変数の作成」を選択します。

    「変数の作成」ダイアログが表示されます。

  6. 変数名を入力し、表示されたオプションから「メッセージ・タイプ」を選択します。
    • タイプ

      このオプションでは、XMLスキーマの単純型(文字型やブール型など)を選択できます。

    • メッセージ・タイプ

      このオプションでは、パートナ・リンクまたは現在のBPELプロセス・サービス・コンポーネントのプロジェクトWSDLファイルに対するWSDLメッセージ・ファイル定義を選択できます(レスポンス・メッセージやリクエスト・メッセージなど)。メッセージ・タイプと関連付けられている変数をinvoke、receiveまたはreplyアクティビティの入力変数または出力変数として指定できます。

      メッセージ・タイプを表示するには、「メッセージ・タイプ」オプションを選択し、「参照」アイコンを選択して「タイプ・チューザ」ダイアログを表示します。ここから、選択するために「メッセージ・タイプ」ツリーを展開します。この例では、「LoanServiceRequestMessage」が選択されます。

    • 要素

      このオプションでは、現在のBPELプロセス・サービス・コンポーネントのプロジェクト・スキーマ・ファイルまたはプロジェクトWSDLファイルのXMLスキーマ要素、またはパートナ・リンクのXMLスキーマ要素を選択できます。

  7. 「OK」をクリックします。
  8. invokeアクティビティをクリックして、そのプロパティ・フィールドをプロパティ・インスペクタで表示するか、invokeアクティビティをダブルクリックし、「Invoke」ダイアログを表示します。

    アクティビティをプロパティ・インスペクタで編集する方法の詳細は、「BPELアクティビティをプロパティ・インスペクタで編集する方法」を参照してください。

  9. 「Invoke」ダイアログで、「パートナ・リンク」リストからパートナ・リンク(この例では「LoanService」)を選択し、「操作」リストから「initiate」を選択します。
  10. 「入力」フィールドの右で、2番目のアイコンをクリックし、ステップ6で作成した入力変数を選択します。

    「変数チューザ」ダイアログが表示され、変数の選択が可能になります。

    出力変数はreceive操作で返されるため、指定していません。invokeアクティビティが作成されます。

    invokeアクティビティの詳細は、「invokeアクティビティとreceiveアクティビティ」を参照してください。

  11. 「OK」をクリックします。