タスク参加者の割当て

ビジネス要件を満たす参加者タイプを選択する方法を学習します。参加者タイプを構成するときは、タスクを操作するユーザー、グループおよびアプリケーション・ロールのリストを作成します。

図29-16に、ヒューマン・タスク・エディタの「割当て」セクションを示します。

図29-16 ヒューマン・タスク・エディタ — 「割当て」セクション

図29-16の説明が続きます
「図29-16 ヒューマン・タスク・エディタ — 「割当て」セクション」の説明

単純または複雑なワークフロー・ルーティング・ポリシーを作成するためには、参加者タイプを簡単に組み合せて調整できます。以前に構成したヒューマン・タスクの機能を拡張して、より複雑なワークフローをモデリングすることもできます。

参加者タイプはステージの下のブロックにグループ化されます(たとえば、図29-16ではStage1という名前です)。ステージは、参加者タイプの各ブロックに対して承認プロセスを編成するための1方法です。1つ以上のステージを順番に、またはパラレルで指定できます。各ステージ内で、1つ以上の参加者タイプ・ブロックを順番に、またはパラレルで指定できます。参加者タイプ・ブロックの順序は、[↑]キーと[↓]キーを使用して再配置できます。

例:

  • すべての参加者タイプ・ブロックを単一のステージに作成できます(たとえば、注文のすべての内容が全体として承認または却下される注文書リクエスト)。

  • より複雑な承認タスクを作成して、1つ以上のステージを含めることができます。たとえば、最初のステージに参加者タイプ・ブロックのグループを配置し、2番目のステージに他のブロックを配置できます。第1ステージに配置した参加者のリストでは明細入力の承認が処理され、第2ステージに配置した参加者のリストではヘッダー入力の承認が処理されます。

参加者タイプごとに、構成タスクに使用するエディタが関連付けられています。割当て先の追加順序は、実行順序を示します。

別のステージ名を指定したり、追加ステージの作成が必要なビジネス要件を指定するには、次のステップを実行します。追加ステージの作成は高度な要件で、自社の環境には必要がない場合があります。

参加者タイプの詳細は、「タスクの割当ておよびルーティング」を参照してください。