挿入操作のルーティング・ルールを作成するには:

  1. 「Common」Oracle Mediatorをダブルクリックします。

    メディエータ・エディタが表示されます。

  2. 「ルーティング・ルール」セクションで、「新規ルーティング・ルールを作成します。」アイコンをクリックします。

    「ターゲット・タイプ」ダイアログが表示されます。

  3. 「サービス」を選択します。

    「ターゲット・サービス」ダイアログが表示されます。

  4. 「XrefCustApp」「参照」「SBL」の順に移動します。

  5. 「SBL」を選択し、「OK」をクリックします。

  6. 「次を使用して変換」フィールドの横にある「トランスフォーメーション」アイコンをクリックします。

    「リクエスト・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログが表示されます。

  7. 「新規マッパー・ファイルの作成」を選択し、COMMON_TO_SBL_INSERT.xslと入力します。

  8. 「OK」をクリックします。

    「COMMON_TO_SBL_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

  9. 「inp1:Customers」ソース要素を「db:InputParameters」ターゲット要素にドラッグ・アンド・ドロップします。

    「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。

  10. 「OK」をクリックします。

    図44-35に示すように、トランスフォーメーションが作成されます。

    図44-35 COMMON_TO_SBL_INSERT.xslトランスフォーメーション

    図44-35の説明が続きます
    「図44-35 COMMON_TO_SBL_INSERT.xslトランスフォーメーション」の説明
  11. 「ファイル」メニューから、「すべて保存」を選択して、「COMMON_TO_SBL_INSERT.xsl」ファイルを閉じます。

  12. 「同期リプライ」セクションで、「ターゲット・サービス操作を参照します。」をクリックします。

    「ターゲット・タイプ」ダイアログが表示されます。

  13. 「サービス」を選択します。

    「ターゲット・サービス」ダイアログが表示されます。

  14. 「XrefCustApp」「参照」「Logger」の順に移動します。

  15. 「Write」を選択し、「OK」をクリックします。

  16. 「次を使用して変換」フィールドの横にある「トランスフォーメーション」アイコンをクリックします。

    「リプライ・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログが表示されます。

  17. 「新規マッパー・ファイルの作成」を選択し、SBL_TO_COMMON_INSERT.xslと入力します。

  18. 「リクエストをリプライ・ペイロードに含める」を選択します。

  19. 「OK」をクリックします。

    「SBL_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

  20. 「inp1:Customers」ソース要素を「db:X:APP_ID」に接続します。

  21. 「コンポーネント」ウィンドウから接続線まで「populateXRefRow」関数をドラッグ・アンド・ドロップします。

  22. 「populateXRefRow」アイコンをダブルクリックします。

    「関数の編集 - populateXRefRow」ダイアログが表示されます。

  23. 表示されたフィールドに次の情報を入力します。

    • xrefLocation: "customer.xref"

    • referenceColumnName: "Common"

    • referenceValue: $initial.Customers/inp1:Customers/inp1:Customer/inp1:Id

    • columnName: "SBL_78"

    • value: /db:OutputParameters/db:X_APP_ID

    • mode: "LINK"

  24. 「OK」をクリックします。

    図44-36に示すように、「SBL_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

    図44-36 SBL_TO_COMMON_INSERT.xslトランスフォーメーション

    図44-36の説明が続きます
    「図44-36 SBL_TO_COMMON_INSERT.xslトランスフォーメーション」の説明
  25. 「ファイル」メニューから、「すべて保存」を選択して、「SBL_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルを閉じます。

  26. 「同期リプライ」セクションで、「値の割当て」アイコンをクリックします。

    「値の割当て」ダイアログが表示されます。

  27. 「追加」をクリックします。

    「値の割当て」ダイアログが表示されます。

  28. 「From」セクションで、「式」を選択します。

  29. 「式ビルダーの起動」アイコンをクリックします。

    「式ビルダー」ダイアログが表示されます。

  30. 「式」フィールドに次の式を入力し、「OK」をクリックします。

    concat('INSERT-',$in.OutputParameters/db:OutputParameters/db:X_APP_ID,'.xml')
    
  31. 「To」セクションで、「プロパティ」を選択します。

  32. 「jca.file.FileName」プロパティを選択し、「OK」をクリックします。

  33. 「OK」をクリックします。

    図44-37に示すように、「insert」操作セクションが表示されます。

    図44-37 SBLターゲット・サービスで行う挿入操作

    図44-37の説明が続きます
    「図44-37 SBLターゲット・サービスで行う挿入操作」の説明
  34. 「ファイル」メニューで、「すべて保存」を選択します。

  35. ステップ2からステップ34を繰り返し、EBSというもう1つのターゲット・サービスおよびそのルーティング・ルールを指定します。

    図44-38に、SBLおよびEBSターゲット・サービスの「insert」操作セクションを示します。

    図44-38 SBLターゲット・サービスとEBSターゲット・サービスで行う挿入操作

    図44-38の説明が続きます
    「図44-38 SBLターゲット・サービスとEBSターゲット・サービスで行う挿入操作」の説明