トランスフォーメーションを作成するには:

  1. 「ルーティング・ルール」セクションで、「次を使用して変換」フィールドの右側にある「既存のマッパー・ファイルを選択するか、新規マッパー・ファイルを作成します。」アイコンをクリックします。「リクエスト・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログが表示されます。

  2. 次のいずれかを行います:

    • XSLTマップ・ファイル(.xsl)が存在する場合、「参照」をクリックして、使用するXSLTファイルを検索して選択します。「OK」をクリックします。

    • 新しいXSLTマップ・ファイルを作成している場合は、「マッピングの作成」アイコンをクリックします。「トランスフォーメーション・マップの作成」ダイアログが表示されます。

  3. 「トランスフォーメーション・マップの作成」ダイアログで、「タイプ」の下で「XSLT」を選択します。

  4. XSLTの「ファイル名」を適切に編集します。

  5. XSLTの「ディレクトリ」を適切に編集します。デフォルト・ディレクトリは、SOA_Project/SOA/Transformationsディレクトリです。「参照」をクリックして参照し、ディレクトリを選択します。

  6. 同期リプライ、コールバック・レスポンスまたはフォルト・メッセージに対して、前述のステップを繰り返します。

    図20-26に示すように、同期リプライまたはフォルト・メッセージの場合、「リプライ・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログまたは「フォルト・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログには、「リクエストをリプライ・ペイロードに含める」オプションがあります。

    図20-26 「リプライ・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログ

    図20-26の説明が続きます
    「図20-26 「リプライ・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログ」の説明
  7. 同期相互作用の元のメッセージを含む$initial変数を作成するには、「リクエストをリプライ・ペイロードに含める」オプションを選択します。

    図20-27に示すように、変数が作成されます。

    図20-27 XSLファイルの初期変数

    図20-27の説明が続きます
    「図20-27 XSLファイルの初期変数」の説明

ノート:

初期メッセージも複数のパートで構成されます。$initial.partnameを使用して、初期メッセージのパートにアクセスします。インバウンド・メッセージとアウトバウンド・メッセージのパートが同じ場合、データ交換にトランスフォーメーションは必要ありません。

XSLTマッパーの詳細は、「XSLTマップ・エディタを使用したトランスフォーメーションの作成」を参照してください。