アプリケーション・サーバー接続の作成

SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイ先となるアプリケーション・サーバーへの接続を作成する必要があります。次の手順は、Oracle WebLogic Serverへの接続の作成方法です。Oracle SOA Suiteクイック・インストールで使用可能なIntegratedWebLogicServer接続の使用方法の詳細は、『SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストール』を参照してください。

ノート:

アプリケーション・サーバー接続は、「ウィンドウ」「アプリケーション・サーバー」の順に選択してから、「アプリケーション」ウィンドウで「アプリケーション・サーバー」ノードを右クリックして、「新規アプリケーション・サーバー」を選択することでも作成できます。このオプションでは、スタンドアロン・サーバー接続または統合WebLogic Server接続を作成することを求めるプロンプトが表示されます。

アプリケーション・サーバー接続を作成するには:

  1. 「ファイル」メイン・メニューから、「新規」を選択します。
  2. 「一般」リストから、「接続」を選択します。
  3. 「アプリケーション・サーバー接続」を選択し、「OK」をクリックします。

    「名前とタイプ」ページが表示されます。

  4. 「接続名」フィールドに、接続の名前を入力します。
  5. 「接続タイプ」リストで「WebLogic 12.x」を選択して、Oracle WebLogic Serverへの接続を作成します。
  6. 「次へ」をクリックします。

    「認証」ページが表示されます。

  7. 「ユーザー名」フィールドに、アプリケーション・サーバーにアクセスする権限があるユーザーを入力します。
  8. 「パスワード」フィールドに、このユーザーのパスワードを入力します。
  9. 「次へ」をクリックします。

    「構成」ページが表示されます。

  10. 「Weblogicホスト名(管理サーバー)」フィールドに、Oracle WebLogic Serverがインストールされているホストを入力します。
  11. 「ポート」および「SSLポート」フィールドに適切なポート値を入力するか、デフォルト値をそのまま使用します。
  12. Secure Sockets Layer (SSL)を使用する場合は、「常にSSLを使用」チェック・ボックスを選択します。表48-3は、このチェック・ボックスを選択したときの動作について説明しています。

    表48-3 HTTPSおよびHTTPサーバーへのデプロイ

    このチェック・ボックスの状態 結果

    選択済

    SSLでコンポジットをデプロイするには、HTTPSサーバーURLが存在している必要があります。そうでない場合、デプロイメントは失敗します。

    サーバーにHTTP URLのみがある場合もデプロイメントは失敗します。このオプションにより、SSLデプロイメントが確実に非SSL HTTP URLでは行われず、HTTPS URLでのみ行われるようにします。

    選択解除

    非SSL環境にデプロイするには、HTTPサーバーURLが存在している必要があります。そうでない場合、デプロイメントは失敗します。

    サーバーにHTTPSとHTTPの両方のURLがある場合、デプロイメントは非SSL接続で行われます。このオプションは、サーバーがSSL対応であってもOracle JDeveloperからの非SSLデプロイメントを強制的に行えるようにするためのオプションです。

  13. 「WebLogicドメイン」フィールドに、Oracle SOA Suiteのドメインを入力します。ドメインの指定の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。図48-5に詳細を示します。

    図48-5 サーバー名およびドメインの選択

    図48-5の説明が続きます
    「図48-5 サーバー名およびドメインの選択」の説明
  14. 「次へ」をクリックします。
  15. 「接続のテスト」をクリックして、サーバー接続をテストします。
  16. 接続が成功したら「終了」をクリックします。それ以外の場合は、「戻る」をクリックして前のダイアログで修正を行います。接続テストに失敗しても、接続は作成されます。図48-6に詳細を示します。

    図48-6 アプリケーション・サーバー接続のテスト

    図48-6の説明が続きます
    「図48-6 アプリケーション・サーバー接続のテスト」の説明