最初のパートナ・リンクとファイル・アダプタ・サービスの作成

最初のパートナ・リンクとファイル・アダプタ・サービスを作成するには:

  1. 「MyCorrelationSet」BPELプロセスをダブルクリックします。
  2. 「コンポーネント」ウィンドウで、「BPELコンストラクト」を開きます。
  3. 最初の「パートナ・リンク」アクティビティをデザイナの右スイムレーンにドラッグします。
  4. 最上部の3つ目のアイコン(「サービス・ウィザード」アイコン)をクリックします。図9-15に示すように、この操作でアダプタ構成ウィザードが起動します。

    図9-15 アダプタ構成ウィザードの起動

    図9-15の説明が続きます
    「図9-15 アダプタ構成ウィザードの起動」の説明
  5. 「サービスまたはアダプタの設定」ダイアログで「ファイル」を選択し、「OK」をクリックします。
  6. ファイル・アダプタの「参照」ダイアログの「名前」フィールドで、名前を入力して(この例では、FirstReceiveが入力されています)「次へ」をクリックします。
  7. 「アダプタ・インタフェース」ダイアログで、デフォルト設定をそのまま使用し、「次へ」をクリックします。
  8. 「操作」ダイアログで「操作タイプ」として「Read File」を選択し、「次へ」をクリックします。「操作名」フィールドには、Readが自動的に入力されます。
  9. 「着信ファイル用のディレクトリ(物理パス)」フィールドの上で「参照」をクリックします。
  10. ファイルの読取り元のディレクトリを選択します(この例ではC:\files\receiveprocess\FirstInputDirを選択します)。
  11. 「選択」をクリックします。
  12. 「次へ」をクリックします。
  13. 「ファイルのフィルタ処理」ダイアログで、適切なファイル・フィルタ・パラメータを入力します。
  14. 「次へ」をクリックします。
  15. 「ファイル・ポーリング」ダイアログで、適切なファイル・ポーリング・パラメータを入力します。
  16. 「次へ」をクリックします。
  17. 「メッセージ」ダイアログで「URL」フィールドの横にある「参照」をクリックして、「タイプ・チューザ」ダイアログを表示します。
  18. 適切なXSDスキーマ・ファイルを選択します。この例では、Book1_4.xsdはスキーマであり、スキーマ要素としてLoanApplが選択されています。
  19. 「OK」をクリックします。

    「URL」フィールドと「スキーマ要素」フィールドに値が入力されます(この例ではそれぞれBook1_4.xsdLoanAppl)。

  20. 「次へ」をクリックします。
  21. 「終了」をクリックします。

    「パートナ・リンク」ダイアログが再び表示されます。その他すべてのフィールドには値が自動的に入力されます。ダイアログは表9-6のようになります。

    表9-6 「パートナ・リンク」ダイアログのフィールドと値

    フィールド

    名前

    FirstReceive

    WSDL URL

    directory_path/FirstReceive.wsdl

    パートナ・リンク・タイプ

    Read_plt

    パートナ・ロール

    何も指定しません。

    マイ・ロール

    Read_role

  22. 「OK」をクリックします。