パラレル・ルーティングにおけるスレッド割当ての精細制御

専用ワーク・マネージャを指定して、メディエータ・コンポーネントのパラレル・ルーティングとエラー処理メッセージを処理できます。Oracle WebLogic Remote Consoleを使用して、ワーク・マネージャを構成できます。ワーク・マネージャを構成する方法の詳細は、『Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理』ワーク・マネージャのプロパティの表示と構成に関する項を参照してください。

NameWorkManagerMappingsメディエータ・サービス・エンジン・プロパティを使用して、メディエータ・コンポーネントとその関連ワーク・マネージャをOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで指定します。メディエータ・ランタイム・プロパティを構成する方法の詳細は、『Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理』Oracle Mediatorサービス・エンジン・プロパティの構成に関する項を参照してください。

NameWorkManagerMappingsプロパティには、次のキーが含まれています。

  • parallelRoutingWorkManagerName: パラレル・ルーティング用に構成されるワーク・マネージャの名前です。指定されないと、デフォルトのSOAワーク・マネージャが使用されます。

  • fullyQualifiedComponentDistinguishedName: メディエータ・コンポーネントの完全修飾名です。使用する形式は、PartitionName/CompositeName!Revision/ComponentNameです。たとえば、soaInfra/MyProject!1.0/Mediator1です。