一般的な推奨事項

この項では、チューニングに関する一般的な推奨事項について説明します。

  • Oracle WebLogic Remote Consoleで、JTAトランザクションのタイムアウトを500秒に増やします。手順は、『Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理』接続タイムアウトの解決に関する項を参照してください。

  • Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで、SOAコンポジット・アプリケーション・レベルの監査レベルを「オフ」または「本番」に設定します。詳細は、「大規模なペイロードの処理に対する監査レベルの設定」を参照してください。

  • setDomainEnv.sh (Linux)またはsetDomainEnv.bat (Windows)のJAVA_OPTIONSで次の行を非コメント化して、サーバーを再起動します。この行が存在しない場合は追加します。この設定を行わないと、大規模ペイロード・シナリオは、デハイドレーション・データ・ソースに対してResourceDisabledExceptionエラーで失敗します。

    -Dweblogic.resourcepool.max_test_wait_secs=30
    
  • 次のように、setSOADomainEnv.shまたはsetDomainEnv.batのヒープのサイズを更新します。

    DEFAULT_MEM_ARGS="-Xms1024m -Xmx2048m"
    
  • 最適化されたトランスレーション機能(ora:doTranslateFromNativeora:doTranslateToNativeora:doStreamingTranslateなど)を使用します。この機能は大規模なペイロードのトランスフォーメーションおよびトランスレーション実行時に使用できます。

    これらの関数の詳細は、「XPath拡張関数」を参照してください。

  • 大規模アタッチメントを処理するためにデータ・ファイルを拡張します。

  • Oracle WebLogic Remote ConsoleでSocketException: Broken pipeエラーに対するHTTP POSTタイムアウトを増やします。「HTTP POSTタイムアウトを増やす」を参照してください

  • 大規模ドキュメントの処理時にタイムアウト・エラーが発生した場合は、次のタスクを実行します。

    • タイムアウト・プロパティ値を増やします。

    • 「スタック・スレッド最大時間」プロパティ値を増やします。

    詳細は、「タイムアウト値を増やす」を参照してください。