再割当てされた休暇ルールでの循環ロジックの回避方法

休暇ルールを作成する場合は、承認タスクが循環的に再割当てされないことを確認してください。

たとえば、jsteinjcooperのマネージャであり、必要なタスクが承認のためにjsteinに移動します。jsteinが休暇ルールを作成する場合は、それらのタスクがjcooperに再割当てされないようにします。

または、休暇ルールで「再割当て」ではなく「委任」オプションを使用できます。詳細は、「ユーザー・ルールの作成方法」を参照してください。

循環依存関係の回避方法

この例では、休暇期間の設定と他のユーザーへのタスクの再割当てを望んでいるUser2に2つのルールを定義します。第1のルールでは、タスクがUser1のタスクではない場合にそのタスクをUser1に再割当てします。第2のルールでは、タスクがUser1のタスクである場合にそのタスクをUser3に再割当てします。

タスク・フローは、jcooperjsteinwfaulkの順になります。ルールはjsteinに対して設定されます。

  1. jsteinとしてワークリストにログインし、「プリファレンス」ページに移動します。
  2. 次に示すように、「休暇期間」が無効になっていることを確認します。
    「休暇期間」が無効
  3. 「ルール」をクリックし、「新規ルールの追加 +」をクリックします。
  4. ルールの名前(VacationRule1など)を入力します。
  5. 「休暇ルールとして使用」チェック・ボックスをクリアします。
  6. 「次の期間のみルールを実行」チェック・ボックスを選択し、適切な日付を入力します。
  7. 「タスク」ドロップダウン・リストから「これらの条件に一致するタスク」を選択します。
  8. 「条件の追加 +」をクリックし、「ユーザー」→「リクエスト元ユーザー」を選択します。
  9. 新しい行で、「次に一致しない」を選択します。
  10. その横のテキスト・ボックスに、ユーザー名としてjcooperを入力します。
  11. 「アクション」セクションで、「再割当て先」を選択し、ユーザー名としてjcooperを入力します。
  12. 「保存」をクリックします。
    このステップを繰り返して、次の入力で別のルールを作成します。
  13. 第2のルールの名前(VacationRule2など)を入力します。
  14. VacationRule1と同じ開始日および終了日を選択します。
  15. 「次に一致する」「リクエスト元ユーザー」条件を追加します。
  16. ユーザー名としてjcooperを入力します。
  17. 「アクション」セクションで、「再割当て先」を選択し、ユーザー名としてwfaulkを入力します。
  18. 「保存」をクリックします。
コンポジットを起動すると、jsteinに定義した2つの新しいルールに基づいて、タスクが期待どおりに割り当てられます。