ユーザー・ルールの作成方法
ユーザー・ルールを作成する際は、次を指定します。
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ルール名。
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ルールが休暇ルールかどうか。ルールが休暇ルールの場合、休暇ルールと同期する休暇期間の設定方法は、休暇期間の設定を参照してください。
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ルールが適用されるタスクまたはタスク・タイプ。空白またはnullとして指定した場合、ルールはスキップされます。タスク・タイプを指定すると、そのタスク・タイプにマップされたマップ済属性すべてをルール条件で使用できます。すべてのタスク・タイプに対してユーザー・ルール・アクションを実行するには、タスク・タイプ・フィールドをルール条件から削除する必要があります。
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ルールを適用するタイミング。
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ルールに対する条件。これらの条件は、ルールを詳細に定義するフィルタです。たとえば、ルールで優先度1のタスクのみを操作したり、特定のユーザーが作成したタスクを操作するように指定します。標準タスク属性や特定のタスクにマップされた任意のマップ済属性に基づいて条件を作成できます。詳細は、「属性のマップ方法」を参照してください。
ユーザー・ルールでは、次のアクションが実行されます。
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再割当て先 - 自分が管理する指定の部下またはグループにタスクを割り当てます。
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委任先 - 任意のユーザーまたはグループに委任します。タスクを完了するためのアクセス権または権限は、タスクの委任元ユーザーに従って決定されます(その後の委任または再割当てがあっても、引き続き委任元ユーザーに従って決定されます)。
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結果の設定先 - ワークフロー・タスクが自動結果用に設計されている場合は、その結果を指定します。たとえば、タスクを承認または却下します。ルールは特定のタスク・タイプを対象とする必要があります。ルールの対象がすべてのタスク・タイプの場合、このオプションは表示されません。
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アクションを実行しない - より一般的な他のルールの適用を防止します。たとえば、アクションが不要な融資申請を除いて、休暇中のすべてのタスクを別のユーザーに再度割り当てるには、2つのルールを作成します。第1のルールでは、融資申請に対してアクションを実行しないように指定し、第2のルールでは、すべてのタスクを別のユーザーに再度割り当てるように指定します。第1のルールによって、融資申請に対する再割当てが防止されます。
ノート:
ユーザーcdickens
の休暇ルールが「再割当て先」、「委任先」または「結果の設定先」に設定されている場合に、「情報のリクエスト」、「非定型ルート」または「エスカレート」を介してタスクがcdickens
に割り当てられると、休暇ルールはトリガーされません。この3つの場合、タスクはcdickens
に割り当てられたままになります。
ユーザー・ルールを作成するには: