- Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発
- サービス・コンポーネント間の共有機能
- ビジネス・イベントおよびイベント配信ネットワークの使用
- Oracle Mediatorサービス・コンポーネントからのビジネス・イベントのサブスクライブまたは公開
- 管理サーバー・アプリケーションでSOAサーバーにイベントを公開できるように外部JNDIプロバイダを構成する方法
管理サーバー・アプリケーションでSOAサーバーにイベントを公開できるように外部JNDIプロバイダを構成する方法
この項では、公開側のアプリケーション(ADF EARファイルなど)がSOAサーバーではなく管理サーバーでデプロイされている場合に、外部JNDIプロバイダを構成する方法について説明します。
管理サーバー・アプリケーションでSOAサーバーにイベントを公開できるように外部JNDIプロバイダを構成するには:
- Oracle WebLogic Server管理コンソールにログインします。
http://host:port/console
- 「ドメイン構造」セクションで、「サービス」→「外部JNDIプロバイダ」を展開します。
- 「ロックして編集」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 「名前」フィールドに名前(
SOA_JNDI
など)を入力し、「次へ」をクリックします。 - 「AdminServer」チェック・ボックスを選択して、「終了」をクリックします。
- 「名前」列で、ステップ5で入力したプロバイダ名をクリックします。
- 表43-4に記載されている詳細を入力し、「保存」をクリックします。
表43-4 構成の詳細
フィールド 説明 初期コンテキスト・ファクトリ
weblogic.jndi.WLInitialContextFactory
と入力します。プロバイダURL
t3://
hostname
:soa_server_port
を入力します。ユーザー
Oracle WebLogic Serverユーザー名を入力します。
パスワードおよびパスワードの確認
Oracle WebLogic Serverユーザー名のパスワードを入力します。
- 「リンク」→「新規」をクリックします。
- 表43-5に記載されている詳細を入力し、「OK」をクリックします。
表43-5 構成の詳細
フィールド 説明 名前
SOA_EDNDataSource
と入力します。ローカル名
jdbc/EDNDataSource
と入力します。リモート名
jdbc/EDNDataSource
と入力します。 - 「新規」をクリックします。
- 表43-6に記載されている詳細を入力し、「OK」をクリックします。
表43-6 構成の詳細
フィールド 説明 名前
SOA_EDNLocalTxDataSource
と入力します。ローカル名
jdbc/EDNLocalTxDataSource
と入力します。リモート名
jdbc/EDNLocalTxDataSource
と入力します。 - 「OK」をクリックします。
- 「変更のアクティブ化」をクリックします。
- Linuxの
FMW_Home
/user_projects/domains/
domain_name
/bin/setDomainEnv.sh
ファイル(または、Windowsの場合はsetDomainEnv.bat
ファイル)を次のように変更します。WLS_JDBC_REMOTE_ENABLED="-Dweblogic.jdbc.remoteEnabled=true"
- サーバーを再起動します。