アウトバウンド直接バインディング参照の作成方法

SOAコンポジット・アプリケーションまたはOracle Service Busのいずれかを起動するために、Oracle JDeveloperの「コンポーネント」ウィンドウの「直接」アイコンを使用して、アウトバウンド直接バインディング参照を作成できます。

ノート:

Oracle SOA SuiteOracle Service Busが異なるドメインにある場合、それらのドメイン間の信頼を有効化する必要があります。

アウトバウンド直接バインディング参照を作成するには:

  1. Oracle JDeveloperを開きます。
  2. 「コンポーネント」ウィンドウで、「SOA」を選択します。
  3. 「テクノロジ」リストから、「直接」アイコンを「外部参照」スイムレーンにドラッグします。「直接バインディングの作成」ダイアログが表示されます。
  4. 表39-2に記載されている詳細を入力します。

    表39-2 「直接バインディングの作成」ダイアログのフィールドと値

    フィールド

    名前

    名前を入力します。

    タイプ

    リストから「参照」を選択します。

    参照ターゲット

    直接バインディング・サービスの実行先となる参照ターゲットを選択します。

    • Oracle SOAコンポジット: SOAコンポジット・アプリケーションを参照ターゲットとして直接バインディングを作成します。

    • Oracle Service Bus: Oracle Service Busを参照ターゲットとして直接バインディングを作成します。

    WSDL URL

    WSDLファイルのURLの場所。既存のWSDLがある場合は、「既存のWSDLを検索します。」オプションをクリックします。

    ポート・タイプ

    WSDLファイルのポート・タイプ。リストからポート・タイプを選択する必要があります。

    コールバック・ポート・タイプ

    非同期プロセスのコールバック・ポート・タイプ。

    コールバックに対するSSLの使用

    コールバックに対してSSLを使用する場合に選択します。

    アドレス

    具体的なWSDL URLとポート・タイプを選択した場合、このフィールドは自動的に移入されます。ただし、具体的でないWSDLが指定されている場合、このフィールドは手動で入力する必要があります。

    プロバイダURL

    具体的なWSDL URLとポート・タイプを選択した場合、このフィールドは自動的に移入されます。ただし、具体的でないWSDLが指定されている場合、このフィールドは手動で入力する必要があります。

    ローカルJNDIプロバイダの使用

    ローカルJNDIプロバイダを使用する場合に選択します。

    WSDLとその依存アーティファクトをプロジェクトにコピー。

    このチェック・ボックスを選択解除します。このチェック・ボックスを選択した場合、リモートWSDLが更新されると、WSDLファイルのローカル・コピーに同期の問題が発生する可能性があります。

    完了すると、図39-6に示すように、「直接バインディングの作成」ダイアログが表示されます。Oracle SOA SuiteのサービスをOracle Service Busで使用する方法の詳細は、『Oracle Service Busでのサービスの開発』「Oracle SOA Suiteのトランスポート(SOA-DIRECT)」を参照してください。

    図39-6 「直接バインディングの作成」ダイアログ

    図39-6の説明が続きます
    「図39-6 「直接バインディングの作成」ダイアログ」の説明
  5. 「OK」をクリックします。

    図39-7に示すように、直接バインディング参照がデザイナに表示されます。丸囲みの1本の矢印は、同期する一方向の直接バインディング参照コンポーネントであることを示します。

    図39-7 直接バインディング参照

    図39-7の説明が続きます
    「図39-7 直接バインディング参照」の説明