flowアクティビティ内のアクティビティ間に同期を作成する方法

flowアクティビティ内のアクティビティ間に同期を作成するには:

ノート:

「ソース」タブおよび「ターゲット」タブは、BPEL 2.0プロジェクトでのみ使用できます。BPEL 1.1プロジェクトの場合、この機能を使用するには、BPELファイルを直接編集する必要があります。

  1. flowアクティビティを作成します。詳細は、「パラレル・フローの作成方法」を参照してください。
  2. flowアクティビティの「一般」タブで、「追加」アイコンをクリックします。
  3. 図10-6に示すように、リンクの名前を入力します。

    図10-6 リンク名の作成

    図10-6の説明が続きます
    「図10-6 リンク名の作成」の説明
  4. 「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
  5. 適切なアクティビティをフロー・アクティビティにドラッグし、ステップ3で定義したのと同じリンク名でソースとして定義します。ソースとターゲットのリンク名の値は、フロー・アクティビティで宣言されているリンク名と同じである必要があります。この例では、Aという名前のassignアクティビティがソースとして定義されています(図10-7)。

    図10-7 ソース・アクティビティ

    図10-7の説明が続きます
    「図10-7 ソース・アクティビティ」の説明

    各ソース・アクティビティは、指定されたリンクをたどるための保護手段として、オプションの「遷移条件」を指定できます。この列の行をクリックして「ブラウザ」アイコンを呼び出し、「式ビルダー」ダイアログにアクセスするか、または条件を作成します。「遷移条件」列を空白のままにすると、trueと評価されると想定されます。

  6. assignアクティビティの適切なコピー・ルールを定義します。
  7. 「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
  8. 追加のアクティビティをflowアクティビティにドラッグし、ステップ3で定義したのと同じリンク名を持つターゲットとして定義します。この例では、Bという名前の別のassignアクティビティが図10-8でターゲットとして定義されています。

    図10-8 ターゲット・アクティビティ

    図10-8の説明が続きます
    「図10-8 ターゲット・アクティビティ」の説明
  9. assignアクティビティの適切なコピー・ルールを定義します。
  10. 「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
  11. BPELプロセスの設計を続行します。

    完了後、設計は図10-9のようになります。

    図10-9 リンクと同期された3つのflowアクティビティ

    図10-9の説明が続きます
    「図10-9 リンクと同期された3つのflowアクティビティ」の説明