顧客バージョンのカスタマイズ方法
顧客バージョンをカスタマイズする手順は、次のとおりです。
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次のいずれかの方法を使用して、カスタマイズ・レイヤーのレイヤー値を追加します。
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アプリケーション固有のレイヤー値を追加するには、「バーティカル・アプリケーションのカスタマイズ」のステップ1に示すように、「デザインタイム・カスタマイズ・レイヤー値の構成」リンクをクリックします。
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レイヤー値を追加します。
値を指定してファイルを保存すると、「アプリケーション・リソース」のMDS DTフォルダにCustomizationLayerValues.xmlファイルが表示されます。この場所のファイルをダブルクリックすると、その他の変更を行うためのエディタが開きます。
または
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すべてのアプリケーションに適用可能なグローバル値を追加するには、
$JDEV_HOME/jdeveloper/jdev
のCustomizationLayerValues.xml
ファイルを開き、カスタマイズ・レイヤーのレイヤー値を追加します。たとえば、North America
値およびAsia Pacific
値をsite
レイヤーに追加します。<cust-layers xmlns="http://xmlns.oracle.com/mds/dt"> <cust-layer name="site"> <cust-layer-value value="communications" display-name="North America"/> <cust-layer-value value="communications" display-name="Asia Pacific"/> </cust-layer> </cust-layers>
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Oracle JDeveloperを起動し、「デフォルトのロール」を選択します。
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コア・アプリケーションまたはカスタマイズ・アプリケーションとは異なる名前で新しいSOAアプリケーションを作成します。
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「ファイル」メニューから、「インポート」→「SOAアーカイブをSOAプロジェクトへ」の順に選択します。
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「参照」をクリックし、「バーティカル・アプリケーションのカスタマイズ」でバーティカル・アプリケーション・チームが作成したコンポジット・アーカイブのJARファイルを選択します。
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「カスタマイズ用にインポート」チェック・ボックスを選択します。
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「ツール」メニューから、「ロールの切替え」→「カスタマイズ開発者」を選択します。
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Oracle JDeveloperを再起動します。
「カスタマイズ・コンテキスト」ダイアログに、使用可能なカスタマイズ・レイヤーとレイヤー値が表示されます。
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図53-6に示すように、カスタマイズするレイヤーと値を選択します(この例では、siteレイヤーとNorth America値が選択されています)。
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BPELプロセスをカスタマイズします。
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SOAプロジェクトを右クリックし、「デプロイ」を選択して北米地域のJARファイル(SAR)を作成します。
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アプリケーションをソース・コード・コントロール・システムにチェックインします。