SDOベースのEnterprise JavaBeansとSOAコンポジット・アプリケーションの統合方法

SDOベースのEnterprise JavaBeansとSOAコンポジット・アプリケーションの間では、次のタイプの統合を作成できます。

  • SOAコンポジット・アプリケーションからのSDOベースのEnterprise JavaBeansの起動

  • SDOパラメータを使用したEnterprise JavaBeansからのSOAコンポジット・アプリケーションの起動

SDOベースのEnterprise JavaBeansをSOAコンポジット・アプリケーションに統合するには:

  1. SOAコンポジット・エディタでSOAコンポジット・アプリケーションに移動します。

  2. 「コンポーネント」ウィンドウの「テクノロジ」セクションで、「EJB」アイコンを表38-3に示す適切なスイムレーンにドラッグします。

    表38-3 EJBサービスに対するスイムレーン

    起動対象 EJBサービスをドラッグするスイムレーン

    SOAコンポジット・アプリケーションからのSDOベースのEnterprise JavaBeansの起動

    外部参照

    SDOパラメータを使用したEnterprise JavaBeansからのSOAコンポジット・アプリケーションの起動

    公開されたサービス

    「EJBサービスの作成」ダイアログが表示されます。

  3. 「インタフェース」セクションで、「WSDL」をクリックします。

  4. EJBサービスをドラッグしたスイムレーンに応じて、表38-4に示すステップを参照してください。

    表38-4 スイムレーンの場所

    EJBサービスをドラッグしたスイムレーン 移動先

    外部参照

    44.a

    公開されたサービス

    44.b

    1. 図38-4に示すように、「外部参照」スイムレーンに表示される「EJBサービスの作成」ダイアログを確認します。

      図38-4 「外部参照」スイムレーンの「EJBサービスの作成」

      図38-4の説明が続きます
      「図38-4 「外部参照」スイムレーンの「EJBサービスの作成」」の説明
    2. 図38-5に示すように、「公開されたサービス」スイムレーンに表示される「EJBサービスの作成」ダイアログを確認します。

      図38-5 「公開されたサービス」スイムレーンの「EJBサービスの作成」

      図38-5の説明が続きます
      「図38-5 「公開されたサービス」スイムレーンの「EJBサービスの作成」」の説明
  5. 環境に適した値を入力します。「EJBサービス」アイコンをドラッグしたスイムレーンに応じて、表示されるフィールドが異なります。表38-5に詳細を示します。

    表38-5 「EJBサービスの作成」ダイアログ

    フィールド

    名前

    デフォルトの値をそのまま使用するか、別の名前を入力します。

    タイプ

    次の値が表示されます。

    • このアイコンを「外部参照」スイムレーンにドラッグした場合は、「参照」と表示されます。

    • このアイコンを「公開されたサービス」スイムレーンにドラッグした場合は、「サービス」と表示されます。

    バージョン

    ノート: このフィールドは、「EJBサービス」アイコンを「外部参照」スイムレーンにドラッグした場合のみ表示されます。

    サポートするEJBのバージョンをEJB2またはEJB3 (デフォルト選択)から選択します。「インタフェース」リストで「WSDL」を選択した場合は、「EJB3」のみを選択できます。

    インタフェース

    「WSDL」を選択します。

    JNDI名

    ノート: このフィールドは、「EJBサービス」アイコンを「外部参照」スイムレーンにドラッグした場合のみ表示されます。

    Enterprise JavaBeansのJNDI名を入力します。

    Jarファイル

    「検索」アイコンをクリックし、「SDOベースのEnterprise JavaBeansアプリケーションの設計」で作成したEJB JARファイルを選択します。JARチューザ・ダイアログでは、現在のプロジェクト・ディレクトリのSCA-INF/libサブディレクトリで起動されるJARファイルを検索して表示します。JARファイルには、インタフェース・クラスおよび任意のサポート対象クラスが含まれます。

    ノート: 現在のプロジェクトの外部にあるJARファイルを選択する場合、Oracle JDeveloperは、現在のプロジェクトのSCA-INF/libディレクトリにあるJARファイルのコピーを作成します。プロンプトが表示されたら、「OK」をクリックして承認します。

    JAVAインタフェース

    「参照」アイコンをクリックして「クラス・ブラウザ」ダイアログを起動し、以前に作成したEnterprise JavaBeansインタフェースの完全修飾Javaクラス名を選択します。このクラスは、選択したJARファイルに存在している必要があります。JARファイルを指定しない場合、クラスは現在のプロジェクト・ディレクトリの/SCA-INF/classesサブディレクトリ内にあるとみなされます。

    ノート: 「Jarファイル」フィールドを使用する場合、「アプリケーション」メイン・メニューから「プロジェクト・プロパティ」「ライブラリとクラスパス」「JAR/ディレクトリの追加」を選択して、新規JARファイルをプロジェクトに追加する必要はありません

    WSDL URL

    ノート: WSDLファイルの生成前に、必ず、「Webサービス・ノートの使用方法」の説明に従ってEnterprise JavaBeansインタフェースのノートを作成しておいてください。

    右側にある2番目のアイコンをクリックして、Enterprise JavaBeansインタフェースを表すWSDLファイルを生成します。

    「SDOコンパイラを使用したSDOオブジェクトの作成方法」の説明に従ってOracle JDeveloperでSDOオブジェクトを作成した場合は、このオプションで自動的に生成されたWSDLファイルを必ず選択してください。

    ポート・タイプ

    ポート・タイプを選択します。

    コールバック・ポート・タイプ

    コールバック・ポート・タイプを選択します(非同期サービスの場合)。

  6. 「OK」をクリックします。