リモート・トピックおよびキューへのパブリッシュ方法

「JMSキュー」および「JMSトピック」パブリッシュ・タイプでは、ローカルJMS宛先にのみパブリッシュします。センサー・データをリモート・トピックおよびキューにパブリッシュする場合は、図18-11に示すように、「JMSアダプタ」パブリッシュ・タイプを使用します。

図18-11 「JMSアダプタ」パブリッシュ・タイプの使用

図18-11の説明が続きます
「図18-11 「JMSアダプタ」パブリッシュ・タイプの使用」の説明

JMSアダプタでは、センサー・データをリモート・トピックおよびキューにパブリッシュでき、さらに、次のように様々なJMSプロバイダがサポートされます。

  • サード・パーティJMSプロバイダ(Tibco JMS、IBM WebSphere MQ JMS、SonicMQなど)

  • Oracle Enterprise Messaging Service (OEMS)プロバイダ(メモリー/ファイル、データベースなど)

「JMSアダプタ」パブリッシュ・タイプを選択した場合は、weblogic-ra.xmlファイルにエントリを作成する必要があり、このファイルはOracle WebLogic Remote Consoleでの編集によって更新されます。このコンソールで作成されるJMSコネクション・ファクトリ(プール)の各エントリは、weblogic-ra.xmlの1つのJNDIエントリに相当します。「センサー・アクション」ダイアログは、JMSコネクション・ファクトリ(プール)の作成時に選択したJNDI名で更新してください。

JMSアダプタの詳細は、『テクノロジ・アダプタの理解』を参照してください。