ヒューマン・タスクのアクション可能な電子メールの送信方法

アクション可能な電子メールを使用できるようにタスクを設定している場合は、電子メールを介してタスク・アクションを実行できます(同じアクションをOracle BPM Worklistからも実行できます)。アクション可能な電子メール・アカウントは、タスク・アクション関連の電子メールを受信して処理します。

ヒューマン・タスクのアクション可能な電子メールを送信するには:

  1. ヒューマン・タスク・エディタの「通知」セクションの「詳細」タブで、「通知をアクション可能にする」を選択して、電子メール通知をアクション可能にします。このアクションにより、電子メールを介してタスク・アクションを実行できます。

    通知がアクション可能な場合、電子メールにはカスタムの結果ごとにリンクが含まれます。

  2. 通知メッセージでタスクの添付を送信するには、「電子メール通知によるタスクの添付の送信」を選択します。

    アクション可能な電子メールが到着した後に、次のタスクを実行します。

  3. Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの「Oracle User Messaging Service」セクションから、受信サーバー、送信メール・サーバー、送信ユーザー名とパスワードなどのプロパティを設定します。
  4. Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの「ワークフロー通知プロパティ」ページで、通知モードを「すべて」または「電子メール」に設定します。
  5. 「承認」リンクをクリックし、新規の電子メール・ウィンドウを起動します。このウィンドウには、承認データが表示されます。図34-3に詳細を示します。

    図34-3 アクション可能な通知

    図34-3の説明が続きます
    「図34-3 アクション可能な通知」の説明
  6. 承認メールの「コメント」セクションにコメントを追加します。例:
    This contract has been approved based on the attached information.
    
  7. 図34-4に示すように、必要に応じて添付を追加します。

    図34-4 アクション可能な電子メールへの添付

    図34-4の説明が続きます
    「図34-4 アクション可能な電子メールへの添付」の説明
  8. この電子メールの件名や本文など、何も変更しないでください。NID部分文字列を含むコンテンツを変更すると、電子メールは処理されません。
  9. 「送信」をクリックします。
  10. Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの「ワークフロー・タスク・サービス・プロパティ」ページで、アクション可能な電子メールのアカウント名を設定します。

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの「Oracle User Messaging Service」セクション、「ワークフロー通知プロパティ」ページおよび「ワークフロー・タスク・サービス・プロパティ」ページの詳細は、『Oracle User Messaging Serviceの管理』『Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理』を参照してください。