多言語設定の指定方法

リソース・バンドルは、Oracle BPM Worklistで様々な言語でタスク詳細を表示するように指定できます。次のタスク詳細でリソース・バンドルがサポートされます。

  • プレーン・テキストまたはmessage(key)書式によるタスクの結果値の表示。

  • 様々な言語による電子メール通知メッセージの有効化。実行時にhwf:getTaskResourceBundleString(taskId, key, locale?)XPath拡張関数を指定して、指定のリソース・バンドルから国際化された文字列を取得します。通知受信者のロケールは、関数hwf:getNotificationProperty(propertyName)で取得できます。

リソース・バンドルは単純にプロパティ・ファイルでもあります。たとえば、タスクの結果の表示名を構成するリソース・バンドルは、次のようになります。

  • APPROVE=Approve

  • REJECT=Reject

多言語設定を指定するには:

  1. 「プレゼンテーション」セクションで、「リソース・バンドル」の横にある「追加」アイコンをクリックします。

    図29-48に示す「リソースの詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    図29-48 「リソースの詳細」ダイアログ

    図29-48の説明が続きます
    「図29-48 「リソースの詳細」ダイアログ」の説明
  2. 「リソース名」フィールドで、リソース・バンドルに使用するリソース名を入力します。このファイルは.propertiesベースのリソース・バンドル・ファイルである必要があります。
  3. 「リソースの場所」フィールドで、「検索」アイコンをクリックし、使用するJARまたはZIPリソース・バンドル・ファイルを選択します。リソース・バンドルはシステム・アーカイブ(SAR)ファイルの一部です。

    リソース・バンドルがコンポジット・プロジェクト外部にある場合は、SCA-INF/libにローカル・コピーを格納するように求めるプロンプトが表示されます。

    リソース・バンドル・ファイルがコンポジット・クラス・ローダー(SCA-INF/classesの直下またはSCA-INF/libのJARファイル内)にない場合は、そのファイルがある場所を指定する必要があります。たとえば、リソース・バンドルがコンポジット・クラス・ローダー外部の場所(たとえば、http://host:port/bundleApp/taskBundles.jarのようなHTTPの場所など)からアクセス可能な場合は、その場所をこのフィールドに指定する必要があります。

  4. 「OK」をクリックしてヒューマン・タスク・エディタに戻ります。

    詳細は、「異なる言語による通知メッセージの構成方法」を参照してください。