DVM参照関数を使用するXSLTマップをテストする方法

DVM参照関数が含まれているXSLTマップをテストできます。ローカル・ファイルまたはMDSのファイルを参照するDVM参照関数をマップで使用する場合で、これらのファイルにJDeveloper環境からアクセスできる場合は、追加のステップを実行する必要はありません。

JDeveloper環境からアクセスできないファイルを参照するDVM参照関数をマップで使用している場合は、テスト用にローカルのDVMファイルを作成でき、XSLTのDVM参照を変更する必要はありません。次のステップを実行します。

  1. XSLTテストをまだ実行していない場合は、このテスト・ツールを一度実行します。このテスト・ツールによって、XSLNonDeployedFilesフォルダにUnitTestURLs.dvmが生成され、XSLTファイルと同じフォルダに配置されます。

    UnitTestURLs.dvmファイルには、XSLTファイルのDVM参照とローカルのテスト・ファイルへのDVM参照間のマッピングが含まれています。テストするXSLTファイルにファイル(oramds:/apps/AIAMetaData/dvm/CUSTOMERPARTY_STATUSCODE.dvm)への参照があるが、JDeveloperのこのファイルへのアクセス権がない場合は、テストを実行するファイルに対してローカルのDVM参照ファイルを作成できます。

  2. JDeveloperで、XSLNonDeployedFilesフォルダにあるUnitTestURLs.dvmファイルを開きます。
  3. 「serverURL」列の下に、XSLTで参照するDVMファイルへの参照を追加します。
  4. 「testURL」列の下に、テストで使用するローカル・ファイルへの参照を追加します。
  5. UnitTestURLs.dvmファイルを保存します。
  6. テストDVMファイルにテスト・データを移入します。
  7. テスト・ツールを実行します。参照はローカル・ファイルに対して実行されます。このローカル・ファイルを指すようにXSLTを変更する必要はありません。テストでは、UnitTestURLs.dvmファイルを使用して、「serverURL」列に定義されている参照用の正しいテスト・ファイルを参照します。