XREF関数を使用するXSLTマップをテストする方法
ローカルのdvm参照ファイル(UnitTestXrefFunctionReturn.dvmという名前)を使用して、テストをエミュレートできます。このファイルは、XSLTテストを最初に実行したときに自動的に生成されます。
UnitTestXrefFunctionReturn.dvmファイルには、すべてのXREF関数に対するデフォルトのレスポンスが含まれています。これによって、関数が正しく実行されたときに予想されるレスポンスをシミュレートします。デフォルトのレスポンスは変更できます。さらに、パラメータ値が異なる場合に、同じ関数の別の呼出しに対して異なる戻り値を作成することもできます。
次の図はDVMファイルの最初の状態を表しています。
「FunctionName」列には関数の名前を指定します。最初は、各関数にデフォルトの動作が定義された1つのエントリのみがあります。すべてのXREF関数は、このデフォルト情報を使用して実行されます。必要に応じて、指定された関数にさらにエントリを作成したり、入力パラメータに基づいて関数に別の戻り値を入力できます。
「returnValue」列には関数の戻り値を指定します。これには、関数から返される値を定義します。
その他の列には、指定されたパラメータの値に基づいて、1つの関数コールを別の関数コールと区別するために使用できる修飾子を定義します。これらの各列には、指定された関数コールで使用可能なパラメータを定義します。すべてのパラメータがすべての関数で使用できるわけではありません。パラメータが使用できない場合は、元の表にNA (使用不可)とマークされます。