ネイティブXSDフォーマットとXMLフォーマットとの間における変換方法
メディエータにより、インバウンド・データでは、ネイティブ・フォーマット・データをXMLデータに変換でき、アウトバウンド変換では、XMLデータをネイティブ・フォーマット・データに変換できます。そのため、たとえば、インバウンド変換を使用して、入力カンマ区切りネイティブ・データ・ファイルをXMLデータ・ファイルに変換できます。アウトバウンド変換を使用して、XMLデータをネイティブ・データ・フォーマットにターゲット・サービスで変換できます。
メディエータには次の変換機能があります。
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インバウンド変換: インバウンド・データをネイティブ・データ・フォーマットからXMLに変換します。インバウンド変換は操作レベルで構成されます。変換されたデータは変換と割当ての操作で利用できます。
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アウトバウンド変換: アウトバウンド・データをXMLからネイティブ・データ・フォーマットに変換します。アウトバウンド変換を各ルーティング・ルールで構成できます。ネイティブ・データはターゲット・サービスにルーティングされます。
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変換とルーティングのみ: インバウンド・データをネイティブ・データ・フォーマットからXMLに変換し、ターゲット・サービスにルーティングします。アウトバウンドWSDLファイルがターゲット・サービスに対して作成されます。この機能は、一方向(レスポンスなし)操作を行うメディエータのみにサポートされています。