XSLTマップ・エディタの概要
XSLTマップ・エディタでは、グラフィック表示のエディタを使用して、XSLTスタイルシートを編集できます。また、XSLTソースを直接編集する機能もあります。
図41-1に、XSLTマップ・エディタを示します。エディタ下部のタブを使用して、グラフィック表示のエディタとソース・ビューを切り替えることができます。グラフィック表示のエディタを使用して編集するには、「設計」をクリックします。ソース・エディタを使用して編集するには、「ソース」をクリックします。
「ソース」タブと「設計」タブを行き来できます。一方のタブで変更を加えると、もう一方のタブでも反映されます。「履歴」タブを使用して、リビジョンの履歴を表示し、編集履歴の任意の時点に戻ることも可能です。
XSLTマップ・エディタはXSLT 1.0およびXPath 1.0を完全にサポートしています。
XSLT 2.0を使用する場合は、ソース・ビューのXSLTのバージョンを変更し、JDeveloperを再起動します。
XSLT 2.0固有のすべてのコンストラクトをソース・ビューで追加する必要があります。その後、設計ビューへの切替えを選択して、引き続きマップを編集できます。XSLT 2.0固有のコンストラクトは設計ビューに表示されますが、ソース・ビューでのみ変更できます。XPath 2.0のコンストラクトも設計ビューで追加できます。ただし、XPath 2.0のコンストラクトは解析して、設計ビューの個別のグラフィカル要素にはできません。完全なXPath文をテキスト形式で編集する必要があります。ソースで「XSLTバージョン」が2.0に設定されている場合は、「コンポーネント」ウィンドウにXPath 2.0の機能が表示され、JDeveloperが再起動されます。
XSLTマップ・エディタでは、設計ビューで次の編集ビューを使用できます。
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マップ・ビュー
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XSLTビュー
XSLTエディタの右上隅にあるボタンを使用して、2つのビューを切り替えられます。XSLTエディタの従来のマップ・ビューを使用するには、「マップ」をクリックします。より複雑なXSLTマップ向けのXSLTビューを使用するには、「XSLT」をクリックします。