リンク・ディクショナリのサポート

ヒューマン・ワークフローで、ビジネス・ルール・アーティファクトが2つのルール・ディクショナリに格納されるようになりました。これは、アプリケーションをカスタマイズする必要があるシナリオで役立ちます。たとえば、アプリケーションのバージョン1を作成して、顧客に発送するとします。顧客は、Oracle SOAコンポーザを使用してアプリケーションのルールセットをカスタマイズできます。このカスタマイズされたルールセットが、ベース・ルール・ディクショナリとは別のルール・ディクショナリに格納されるようになりました。カスタマイズされたルールセットが格納されるルール・ディクショナリは、ベース・ディクショナリのルールとリンクしています。後でアプリケーションのバージョン2を発送するときに、製品に導入された追加の変更がベース・ルール・ディクショナリに含まれている場合があります。顧客が以前に行ったルールセットのカスタマイズによる変更も保持されているため、ベース・ディクショナリの新規の変更で使用できます。ルールを使用するタスクを含む既存のアプリケーションが開かれたときに、そのルールが1つのディクショナリを使用する古い形式の場合、ルールは自動的にアップグレードされ、次の2つのルール・ディクショナリに分割されます。

  • ベース・ディクショナリ

  • カスタム・ディクショナリ

カスタマイズの詳細は、「SOAコンポジット・アプリケーションのカスタマイズ」を参照してください。