ルーティング・ポリシーの選択

ヒューマン・タスク・エディタでルーティング・ポリシーを選択できます。

参加者タイプを構成してヒューマン・タスク・エディタに戻った後に、図29-38に示す右上隅のリンクを使用します。

図29-38 ヒューマン・タスク・エディタ — 「割当て」セクション

図29-38の説明が続きます
「図29-38 ヒューマン・タスク・エディタ — 「割当て」セクション」の説明

表29-10に、用意されているルーティング・ポリシー・メソッドを示します。

表29-10 ルーティング・ポリシー・メソッド

ルーティング・ポリシーの選択 このポリシーを使用する環境 セクション
  • 全参加者による他の参加者の招待を許可

参加者は、タスクを承認する際に、ユーザーまたはグループを次の割当て先(臨時)として選択できます。

「全参加者による他の参加者の招待または新しい参加者の編集の許可」

  • 参加者が次を選択するとタスクを完了: <結果>

タスクの参加者が、タスクを承認または却下できます。したがって、他の参加者にタスクが送信されずにワークフローが終了します。たとえば、マネージャが却下した注文書は、レビューのためにそのマネージャのマネージャに送信されません。

「他の参加者へのタスクのルーティングの停止」

  • パラレル・サブタスクで早期完了を有効化

ノート: このオプションは、複数のステージがあり、参加者がパラレルで作業する環境を意図しています。

参加者はサブタスクをパラレルで実行し、あるグループでのサブタスクの却下または承認が、他のグループでのサブタスクの却下または承認の原因になることはありません。

パラレル・サブタスクで早期完了を有効化

  • 早期完了するサブタスクの親タスクを完了

ノート: このオプションは、複数のステージがあり、参加者がパラレルで作業する環境を意図しています。

参加者はサブタスクをパラレルで実行し、あるグループでのサブタスクの却下または承認が、他のグループでのサブタスクの却下または承認の原因となります。

早期完了するサブタスクの親タスクを完了

拡張ルールの使用

タスクのルーティング先の参加者は、モデリングしたビジネス・ルール・ロジックによって判断されます。たとえば、融資申請タスクは、融資エージェント、そのマネージャおよびシニア・マネージャを経由するように設計されているとします。この場合、融資エージェントは承認したが、そのマネージャが却下すると、その融資申請タスクは融資エージェントに戻されます。

「ビジネス・ルールを使用した詳細タスク・ルーティングの指定方法」

外部ルーティングを使用

タスクの参加者は動的に決定されます。たとえば、ある企業のルールでは、タスク参加者は、実行時に決定しバックエンド・データベースから取得する必要があります。

「外部ルーティングの使用方法」

「割当て」タブ

参加者に、失敗したタスクがリカバリの目的で割り当てられます。

「エラー割当て先とレビューアの構成方法」