テキストの見にくさの低減
12cのXSLTエディタには、ソースおよびターゲット・ツリーでノード名および他の情報を略記する機能があります。キャンバスのコンテキスト・メニューから「テキスト短縮」オプションを選択すると、接頭辞が非表示になり、特定のタイプのノードのテキストが略記されます。
略記の前:
略記の後:
ノード名のテキストの略記を定義できるカスタム表示オプション構成ファイルを作成することもできます。たとえば、前述の例では、CustomerPartyList
という語句が多くのノード名に出現します。カスタム表示オプション構成ファイルを使用して、これをCPL
と略記できます。そうすると、$EscapedSyncCustomerPartyListEBM
などのノード名は、ツリーで$EscapedSyncCPLEBM
と表示されます。
これによって、XSLTや生成されたXPath文内のノード名は変更されません。ツリー・ノードに出現する名前にのみ適用され、スキーマ・ノード定義で使用されている名前が冗長な場合の全体的な見にくさの低減に役立ちます。
カスタム表示オプション構成ファイルは、XSLエディタのプリファレンス下でロードできます。詳細は、「カスタマイズ・ファイルをインポートしてXSLTマップ・エディタの表示プリファレンスを指定する方法」を参照してください。