非スパース・マッピング
時として、大量のターゲット要素を含む、つまり大量のマッピングを含むマップを作成したり、変更する必要がある場合があります。このようなマップを編集する場合、編集内容を追跡することが困難なことがあります。そのような場合のために12c XSLTエディタには、ユーザーがマッピングのスコープを設定し、選択したターゲット・ノードより下のマッピングのみを表示できる新しい機能があります。
たとえば、次のような非スパース・マッピングがあるとします。
ターゲット・ツリー内の操作対象部分にマッピングのスコープを設定できます。ターゲット・ノードを右クリックして、「表示スコープの設定」を選択します。
表示は、選択したターゲット・ノードにスコープが設定されています。この部分以外のマッピングを示す線はすべて描かれません。ソース・ツリーは簡約化されてマップされているノードのみ表示されます。
スコープ内の部分で作業を続けることができます。
ソース・ツリー内の非表示の部分を展開して、追加のマッピングに必要なノードを表示できます。ソース・ツリーで任意の非表示のアイテムを右クリックし、ツリー内の検索および表示するノードの選択のためのオプションを含むポップアップ・メニューを表示します。
このポップアップから行う検索は、現在選択している非表示の部分以外にも及ぶため、検索するノードを含む正しい非表示部分を選択する必要はありません。
メイン・コンテキスト・メニューには、ソース・ツリーの一部を非表示にしたり、展開するオプションもあります。ツリー内の非表示でないノードを右クリックすると、選択したノードの兄弟および子を表示したり、非表示にするオプションがあります。
ターゲット・ツリーで、「スキーマからの子の追加」オプションを使用してスキーマからノードを追加できます。
スコープ付きの表示を終了するには、スコープ外のターゲット・ノードをクリックするか、ターゲット・ツリーのコンテキスト・メニューから「表示スコープの終了」を選択します。