リクエスト・コールバック・メッセージ交換パターン
リクエスト・コールバック相互作用では、メディエータが起動され、コール元に非同期リプライを送信する場合があります。表24-5に示すように、ルーティング・ルール・ターゲットのタイプに基づいて、レスポンス、フォルトおよびコールバックが処理されます。
表24-5 メディエータのWSDLがリクエスト・コールバックの場合のレスポンス
ルーティング・ルール・ターゲットのWSDL | レスポンス |
---|---|
リクエスト |
リクエスト・コールバック・サービスが含まれる順次ルーティング・ルールが少なくとも1つ必要です。コールバックが定義されたルーティング・ルールがない場合、コールバックはコール元に送信されません。 |
リクエスト・レスポンス |
レスポンスは、独立したスレッドでコールバックとしてコール元に返信されます。追加のルーティング・ルールを作成して、レスポンスを別のターゲットまたはイベントに転送できます。 |
リクエスト・レスポンス・フォルト |
レスポンスは、独立したスレッドでコールバックとしてコール元に返信されます。フォルトは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。前項と同様に、追加のルーティング・ルールを作成して、レスポンスを別のターゲットまたはイベントに転送できます。 |
リクエスト・コールバック |
コールバックは、コール元に返信されます。 |
リクエスト・レスポンス・コールバック |
コールバックはコール元に返信され、レスポンスは別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
リクエスト・レスポンス・フォルト・コールバック |
コールバックは、コール元に返信されます。レスポンスおよびフォルトは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
図24-4は、リクエスト・コールバック・メッセージ交換パターンを示しています。