リクエスト・リプライ・コールバック・メッセージ交換パターン

リクエスト・リプライ・コールバック相互作用では、メディエータが起動され、最初のコール元にレスポンスと非同期リプライを送信します。表24-6に示すように、ルーティング・ルール・ターゲットのタイプに基づいて、レスポンス、フォルトおよびコールバックが処理されます。

表24-6 メディエータのWSDLがリクエスト・レスポンス・コールバックの場合のレスポンス

ルーティング・ルール・ターゲットのタイプ レスポンス

リクエスト

レスポンスを返す順次ルーティング・ルールが少なくとも1つ必要です。コールバックが定義されたルーティング・ルールがない場合、コールバックはコール元に送信されません。

リクエスト・レスポンス

レスポンスを返す順次ルーティング・ルールが少なくとも1つ必要です。コールバックが定義されたルーティング・ルールがない場合、コールバックは送信されません。

リクエスト・レスポンス・フォルト

レスポンスを返す順次ルーティング・ルールが少なくとも1つ必要です。コールバックが定義されたルーティング・ルールがない場合、コールバックはコール元に送信されません。フォルトは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。

リクエスト・コールバック

レスポンスを返す順次ルーティング・ルールが少なくとも1つ必要です。送信するレスポンスがない場合、メディエータはnullを返します。

リクエスト・レスポンス・コールバック

レスポンスおよびコールバックがコール元に返信されます。

リクエスト・レスポンス・フォルト・コールバック

レスポンスおよびコールバックがコール元に返信されます。フォルトは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。

図24-5は、リクエスト・リプライ・コールバック・メッセージ交換パターンを示しています。

図24-5 リクエスト・リプライ・コールバック・メッセージ交換パターン

図24-5の説明が続きます
「図24-5 リクエスト・リプライ・コールバック・メッセージ交換パターン」の説明