非同期サービス用のTCPリスナーの設定
非同期サービスからのコールバックのSOAPメッセージを表示するTCPリスナーを設定するステップは、次のとおりです。
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                        ポートでのリスニングとOracle BPEL Process Managerポートの送信を実行するTCPリスナーを起動します。 - 
                              「Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control」を開きます。 
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                              「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「SOA管理」→「共通プロパティ」の順に選択します。 
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                              「コールバック・サーバーURL」に値を指定します。このURLは、サーバーによって非同期コールバック・アドレスの一部としてインボーカに送信されます。 
 
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                        「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「管理」→「システムMBeanブラウザ」の順に選択します。 
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                        「アプリケーション定義のMBean」→「oracle.soa.config」→「サーバー: soa_server」→「SCAComposite」の順に展開します。 soa_serverは、特定のサーバー・インスタンス名です(たとえば、AdminServer)。 サーバーにデプロイされているすべてのSOAコンポジット・アプリケーションが表示されます。 
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                        次のステップに従って、このプロパティをコンポジット・アプリケーションに設定します。このアクションにより、コンポジット・アプリケーションのすべてのバインディングにプロパティ設定が適用されます。 - 
                              コンポジットをクリックします。 
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                              「属性」タブが選択されていることを確認します。 
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                              「名前」列で、「プロパティ」をクリックします。 
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                              「追加」アイコンをクリックします。 
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                              新しく追加した「Element_number」(リストの最後に表示されます)を開きます。 numberは、最後のプロパティの番号の次の番号です。たとえば、プロパティ・リストに12個の要素があるときに新しいプロパティを追加すると、Element_13が表示されます。 
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                              「名前」フィールドに、 oracle.webservices.local.optimizationと入力します。
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                              「値」フィールドに、 falseと入力します。
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                              「複数」フィールドに、 falseと入力します。
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                              「適用」をクリックし、次に「戻る」をクリックします。 
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                              「操作」タブの「名前」列で、「保存」をクリックします。 
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                              「起動」をクリックして操作を実行します。 
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                              「戻る」をクリックするか、「システムMBeanブラウザ」ペインでノードをクリックします。 ノート: プロパティを追加、削除または更新した後は、「システムMBeanブラウザ」ページの右上隅にある「キャッシュされたツリー・データのリフレッシュ」アイコンをクリックすると、新しいデータを参照できます。 
 
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                        次のステップに従って、このプロパティを特定のバインディングに設定します。 
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                        非同期Webサービスを起動するフローを開始します。これを同期TCPトンネリング構成と組み合せると、サービス開始リクエストを最初のTCPトンネル経由で送信できます。 非同期サービスからのコールバックは、TCPリスナーに表示されます。 
Oracle JDeveloperユーザーは、組込みパケット・モニターを使用して、同期サービスと非同期サービスの両方についてSOAPメッセージを表示することもできます。
メッセージの相関での相関セットの使用方法の詳細は、「相関セットおよびメッセージ集約の使用」を参照してください。