- Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発
- ヒューマン・ワークフロー・サービス・コンポーネントの使用
- ヒューマン・タスクの構成
- タスク・コンテンツへのアクセス・ポリシーとタスク・アクションの指定
- タスク・コンテンツの操作に対するユーザー権限の指定
タスク・コンテンツの操作に対するユーザー権限の指定
特定のタスク・コンテンツ(ペイロードなど)の操作を特定のユーザー(タスクの作成者または所有者など)に許可する権限を指定できます。
タスク・コンテンツの操作についてユーザー権限を指定するには:
- 「アクセス」タブをクリックします。
- 「Content」タブをクリックします。
- 図29-57に示すように、アクセス権を指定するタスク・コンテンツを選択します。
- タスク・コンテンツを操作するユーザーに権限(読取り、書込みまたはアクセスなし)を割り当てます。ユーザーには、最高レベルを超えて権限を割り当てることはできません。たとえば、ADMINユーザーにPAYLOADタスク・コンテンツに対する書込み権限を割り当てることはできません。表29-17に、タスク・コンテンツに対する各ユーザーの最大権限を示します。
表29-17 タスク・コンテンツに対するユーザーの最高権限レベル
タスク・コンテンツ 読取り権限保持者 書込み権限保持者 割当て先
管理者、承認者、割当て先、作成者、所有者、レビューア
--
添付
管理者、承認者
割当て先、作成者、所有者、レビューア
コメント
管理者、承認者
割当て先、作成者、所有者、レビューア
日付
管理者、承認者、割当て先、作成者、所有者、レビューア
--
フレックスフィールド
管理者、承認者、レビューア
割当て先、作成者、所有者
履歴
管理者、承認者、割当て先、作成者、所有者、レビューア
--
ペイロード
管理者、承認者、レビューア
割当て先、作成者、所有者
レビューア
管理者、承認者、割当て先、作成者、所有者、レビューア
--
ペイロード要素
ペイロードから継承
ペイロードから継承
たとえば、PAYLOADタスク・コンテンツについて、ASSIGNEES、CREATORおよびOWNERの書込みアクセス権、ADMIN、APPROVERSおよびREVIEWERSの読取りアクセス権、およびアクセス権がないPUBLICというデフォルト設定をそのまま使用すると、ダイアログ・ボックスは図29-57に示すように表示されます。
- このダイアログ・ボックスで、タスク・コンテンツの表示方法を選択します。現在選択されていないオプションを選択すると、すべての設定がデフォルトの値にリセットされます。
-
大まかな(デフォルト)
タスク・コンテンツが総括的に表示されます(たとえば、ペイロードやレビューアが1つのみ表示されます)。
-
きめ細かな
コンテンツが個別の要素として表示されます (たとえば、すべてのペイロード(p1、p2、p3など)およびこのタスクに割り当てられているすべてのレビューア(jstein、wfaulk、cdickens)が表示されます)。
-
ノート:
システムで許可されている内容とは別に、アクセス・ルールは、常にアクションの実行者とタスクの現在の状態に基づいて適用されます。