アウトバウンド方向のSDO動作の理解

図6-2に示すように、SDOバインディング・コンポーネント参照を使用すると、コンポジット・アプリケーションからOracle ADF Business Componentアプリケーションの外部のパートナにメッセージを送信できます。

図6-2 アウトバウンド方向

図6-2の説明が続きます
「図6-2 アウトバウンド方向」の説明

Oracle ADF Business Componentアプリケーションが外部へのパートナ・リンクの場合、SOAコンポジット・エディタには、アウトバウンド通信を作成するためにコンポジット・アプリケーションにドラッグするSDOバインディング・コンポーネント参照はありません。かわりに、コンポジット・アプリケーションとOracle ADF Business Componentアプリケーションの間に次の通信が発生します。

  • Oracle ADF Business Componentアプリケーションはデプロイされ、自動的にサービス・インフラストラクチャのSDOサービスとして登録されます

  • Oracle JDeveloperを使用してADF-BCサービスとしてこのアプリケーションを参照および検索し、パートナ・リンク接続を作成します。

  • Oracle ADF Business Componentアプリケーション・サービスが検出された場合、composite.xmlファイルは、参照の詳細(binding.adfプロパティ)で自動的に更新されます。