Oracle Business Rulesディクショナリ・コンポーネントの使用

ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントはADF宣言コンポーネントであり、Rules SDK2 APIを使用して、ルールセット、値セット、グローバル、デシジョン関数などのBusiness Rulesメタデータ・アーティファクトを編集できます。

ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントを、主に指定したルールセット内でルールの編集に使用されるルール・エディタ・コンポーネントと混同しないでください。ルール・ディクショナリ・コンポーネントは、グローバル、値セット、ルールセットなどの編集が可能なコンポジット・コンポーネントです。ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローでは、ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントを使用します。

ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントには、次の機能があります。

  • ルールセットおよびルールセット内の一般的なルール、動詞ルールおよびデシジョン表でのCRUD (作成/読取り/更新/削除)操作

  • ビジネス・フレーズ(言語化で使用される)でのCRUD (作成/読取り/更新/削除)操作

  • 値セットでのでのCRUD (作成/読取り/更新/削除)操作

  • グローバル/変数でのCRUD (作成/読取り/更新/削除)操作

  • デシジョン関数でのCRUD (作成/読取り/更新/削除)操作

  • RLファクトおよびXMLファクトでのCRUD (作成/読取り/更新/削除)操作、およびその他すべてのファクト・タイプの表示

  • リンクされたディクショナリの表示。

  • ユーザー定義の変換のサポート

  • すべてのディクショナリ・コンポーネントのカット/コピー/ペースト

  • ディクショナリの異なるバージョンの比較およびマージ(diff/mergeのサポート)

  • デシジョン表のExcelへのエクスポート

ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローでは、ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントを使用してアプリケーションを作成します。通常は、ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントまたはルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローのいずれかを使用します(両方は使用しません)。ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローの詳細は、「Oracle Business Rulesディクショナリ・エディタのタスク・フローの概要」を参照してください。

ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネントでは、次のことが実行できます。

これらの機能およびタブの詳細は、『Oracle Business Process Managementによるビジネス・ルールの設計』を参照してください。