「プロパティ」ウィンドウの使用
「プロパティ」ウィンドウには、ターゲット・ツリーで選択したノードのXQuery式が表示されます。ドラッグ・アンド・ドロップを使用して作成されたXQuery式は、「プロパティ」ウィンドウで編集できます。「プロパティ」ウィンドウは、さらに複雑なXQuery式の作成にも使用できます。
「プロパティ」ウィンドウは、デフォルトではXQueryマッパーの下にあります。「プロパティ」ウィンドウが表示されていない場合は、JDeveloperの「ウィンドウ」メニューで「プロパティ」をクリックして、「プロパティ」ウィンドウを表示します。
ヒント:
XQueryマッパーを使用する際は、「プロパティ」ウィンドウを画面右下隅から、画面下部のマッパー・ウィンドウのすぐ下に移動できます。「プロパティ」ウィンドウが大きくなり、XQuery式の編集および変数ツリーが表示しやすくなります。
選択したターゲット・ノードのXQuery式は、「プロパティ」ウィンドウで直接編集できます。また、XQuery関数、コンストラクトおよび演算子を、「コンポーネント」ウィンドウから「プロパティ」ウィンドウのXQuery式にドラッグできます。「コンポーネント」ウィンドウは、デフォルトではXQueryマッパーの右側にあります。「コンポーネント」ウィンドウが表示されていない場合は、Oracle JDeveloperのメニュー・バーから「ウィンドウ」→「コンポーネント」の順に選択します。
変更内容を保存するには、「プロパティ」ウィンドウの左上隅にある「コミット」ボタンをクリックします。XQueryが再コンパイルされ、XQueryマッパー・ビューが更新されます。
XQuery式の編集で間違えた場合は、「プロパティ」ウィンドウの左上領域にある「マッパー・リソースに戻す」をクリックして、変更内容を元に戻して再度開始します。
「プロパティ」ウィンドウの左側にも変数ツリーがあります。変数ツリーには、すべての変数、ローカル変数およびXQuery関数パラメータの両方が表示され、現在のスコープで確認できます。このスコープは、ターゲット・ツリー・ペインでハイライトされたノードによって決まります。変数ツリーから右側のペインにあるXQuery式にノードをドラッグ・アンド・ドロップできます。
図42-3に、「プロパティ」ウィンドウを示します。「プロパティ」ウィンドウは赤でハイライト表示されています。このコメント・ノードは、ターゲット・ツリーで選択されて表示されます。対応する変数ツリーおよびXQuery式(fn:data($pParam1/Comment)
)が「プロパティ」ウィンドウに表示されます。