3 Oracle SOA Suite
WebLogic Kubernetes Operator(オペレータ)は、Oracleサービス指向アーキテクチャ(SOA)、Oracle Service Bus、Oracle Enterprise Scheduler (ESS)などのOracle SOA Suiteコンポーネントのデプロイメントをサポートします。
オペレータは現在、次のドメイン・タイプをサポートしています:
soa
: Oracle Enterprise Scheduler (ESS)を含むSOAドメインをデプロイしますosb
: Oracle Service Busドメインをデプロイしますsoaosb
: SOA、Oracle Service BusおよびOracle Enterprise Scheduler (ESS)を含むドメインをデプロイします
このリリースでは、Oracle SOA Suiteドメインは、ドメイン・ホームが永続ボリューム(PV)にある永続ボリューム上のドメイン・モデルでのみサポートされます。
オペレータには、Kubernetes環境でのOracle SOA Suiteドメインのデプロイおよび管理を支援する複数の重要な機能があります。次のことが可能です:
- Kubernetes永続ボリューム(PV)にOracle SOA Suiteインスタンスを作成します。このPVは、NFSファイル・システムまたは他のKubernetesボリューム・タイプに配置できます。
- 宣言的な起動パラメータと適切な状態に基づいてサーバーを起動します。
- 外部アクセス用にOracle SOA Suiteサービスおよびコンポジットを公開します。
- オンデマンドで管理対象サーバーを起動および停止するか、REST APIと統合して、Oracle SOA Suiteドメインを拡張します。
- オペレータおよびWebLogic ServerログをElasticsearchに公開し、Kibanaで操作します。
- PrometheusおよびGrafanaを使用してOracle SOA Suiteインスタンスをモニターします。
このセクションのトピック:
最近の変更および既知の問題
KubernetesでのOracle SOA Suiteドメイン・デプロイメントの最近の変更および既知の問題は、リリース・ノートを参照してください。
価格とライセンス
価格とライセンスの詳細は、ここを参照してください。
制限事項
このリリースでの制限事項については、ここを参照してください。
このドキュメントについて
このドキュメントには、様々な読者を対象とした項が含まれています。より簡単に探している内容を見つけるには、この目次を参照してください:
- クイック・スタートでは、デフォルト設定を使用してOracle SOA Suiteドメイン・インスタンスを迅速に実行する方法について説明します。これは、開発およびテストのみを目的としていることに注意してください。
- インストール・ガイドおよび管理ガイドでは、Kubernetesオペレータの使用に関するすべての側面について、次のような詳細情報を提供しています:
- オペレータのインストールおよび構成。
- オペレータを使用したOracle SOA Suiteドメインの作成および管理。
- Kubernetesロード・バランサの構成。
- カスタムSSL証明書の構成。
- オペレータおよびWebLogic Serverのログ・ファイルにアクセスするためのElasticsearchおよびKibanaの構成。
- Oracle SOA SuiteおよびOracle Service Busのコンポジット・アプリケーションのデプロイ。
- Oracle SOA Suite Dockerイメージへのパッチ適用。
- ドメインの削除。
- その他
追加資料
KubernetesでのOracle SOA Suiteドメイン・デプロイメントでは、WebLogic Kubernetes Operatorフレームワークを利用します。
- 設計、アーキテクチャ、ドメイン・ライフ・サイクル管理、構成のオーバーライドなど、オペレータの理解を深めるには、オペレータのドキュメントを参照してください。
- Oracle SOA Suiteのアーキテクチャおよびコンポーネントについてさらに学習するには、Oracle SOA Suiteの理解を参照してください。
- KubernetesでのOracle SOA Suiteドメイン・デプロイメントの既知の問題および一般的な質問を確認するには、よくある質問を参照してください