1. Computer Telephony Integration (CTI)の使用方法
  2. メディア・ツールバー統合の概要
機械翻訳について

メディア・ツールバー統合の概要

パートナ・アプリケーションのロードに必要なFusionアプリケーション構成を確認したので、メディア・ツールバーを起動すると、CTIアプリケーションがメディア・ツールバー内にロードされます。 これで、UIイベント・フレームワーク・ライブラリを使用してFusionアプリケーションと通信できます。 そのため、メディア・ツールバー統合の仕組みに関する基本的な概念をいくつか見てみましょう。

サードパーティ・アプリケーションをCTIプロバイダおよびFusionアプリケーションと統合できるように、メディア・ツールバー・アプリケーションに変換する方法を見てみましょう。

まず、CTIプロバイダとFusionアプリケーションの統合に関連するコンポーネントについて説明します。

次に、CTI統合に必要な基本概念を理解します。

最後に、パートナ・アプリケーションから処理されるシナリオがいくつか表示されます。

これをすべて実行したら、メディア・ツールバー・アプリケーションを最初から構築できます。

コンポーネント

統合のコンポーネントを示す図を次に示します:

コンポーネントの概要。

APIドキュメント

「UIイベント・フレームワークの使用方法」プレイブック

コンセプト

サード・パーティ・サプライヤを統合するために、Fusion CTIは、アクションとイベントの2つのタイプのAPIをライブラリに提供します。

アクションおよびイベントAPIを実行する一般的なステップは、次のとおりです:
  • 適切なコンテキストを取得
  • リクエスト・オブジェクトの作成
  • APIのコール

パートナ・アプリケーションがFusionアプリケーションに特定の操作を実行させる場合、アクションAPIを使用します。 たとえば、パートナ・アプリケーションは、着信コールを受信したときに着信コール・ダイアログ・ボックスをレンダリングするようFusionアプリケーションに通知します。 このためには、NewCommEventアクションを使用します。

アクションの概要。

処理

処理 説明
agentStateEvent このアクションは、パートナ・アプリケーションから起動して、現在ログインしているエージェントがコールを実行または受理する準備を整えることができます。 これにより、Fusionアプリケーションで電話アイコンが有効になります。
newCommEvent CTIサプライヤからパートナ・アプリケーションへの着信コールを受信したら、パートナ・アプリケーションからnewCommEventアクションを起動して、着信コールについてFusionアプリケーションに通知します。 Fusionアプリケーションは、名前と着信電話番号を含むダイアログ・ボックスをレンダリングします。
startCommEvent パートナ・アプリケーションは、コールがCTIサプライヤまたはFusionアプリケーション(エージェント別)から切断されるたびに、このアクションを起動できます。
outboundCommError パートナ・アプリケーションは、このアクションを起動して、アウトバウンド・イベントの開始中にエラーが発生したことをFusionアプリケーションに通知できます。
getConfiguration パートナ・アプリケーションは、このアクションを起動して、ツールバーがFusionアプリケーションでサポートされている機能を評価できるようにする構成情報を取得できます。
disableFeature ツールバーで機能が実装されていないため、使用可能な機能のサブセットを無効にする必要があることをFusionアプリケーションに通知します。
readyForOperation ツールバーが操作可能な状態であることをFusionアプリケーションに通知します。

アクションを起動するコードの例を次に示します:

// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const request: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('<Action Name>');
// Set request object properties
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(request).then((res: IOperationResponse) => {
    // response after firing the action
}).catch(() => {
})

イベント

エージェントがFusionアプリケーションでアクションを実行するたびに、FusionアプリケーションはMCAライブラリを介してイベントを生成し、これらのイベントをパートナ・アプリケーションでリスニングできます。

パートナ・アプリケーションがFusionアプリケーションでエージェントによって実行されたアクションをリスニングする必要がある場合、イベントAPIを使用します。

たとえば、Fusionアプリケーションは、onOutgoingEventを使用してFusionアプリケーションからアウトバウンド・コールが開始されるとイベントを呼び出します。

イベントの概要。

サポートされているイベント

イベント 説明
onToolbarInteractionCommand
Fusionアプリケーションでコールを受信すると、エージェントはそれを受け入れる、拒否または切断できます。onToolbarInteractionCommandは、エージェントのアクション(受入れ、拒否または切断)に基づいてFusionアプリケーションから起動されます。
  • accept: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションからのコールを受け入れると、acceptというコマンドで起動されます。
  • reject: エージェントがFusionアプリケーションからのコールを拒否すると、onToolbarInteractionCommandがrejectのコマンドで起動されます。
  • disconnect: エージェントがFusionアプリケーションからのコールをハングアップすると、onToolbarInteractionCommandがdisconnectのコマンドで起動されます。
  • hold: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションから保留ボタンをクリックすると、holdコマンドで起動されます。
  • unhold: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションから保留解除ボタンをクリックすると、unholdコマンドで起動されます。
  • mute: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションからミュートボタンをクリックすると、muteコマンドで起動されます。
  • unmute: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションからミュート解除ボタンをクリックすると、unmuteコマンドで起動されます。
  • record: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションからレコードボタンをクリックすると、recordコマンドで起動されます。
  • stopRecord: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションからレコードの停止ボタンをクリックすると、コマンドstopRecordで起動されます。
  • transfer: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションから転送ボタンをクリックすると、コマンドtransferで起動されます。
  • setActive: onToolbarInteractionCommandは、エージェントがFusionアプリケーションからアクティブに設定ボタンをクリックすると、setActiveコマンドで起動されます。
onDataUpdated このイベントは、FusionアプリケーションのDataUpdateイベントをリスニングするために使用されます。 このイベントは、ラップ・アップ詳細とともにwrapupがペイロードとして保存されるときにも起動されます。
onOutgoingEvent Fusionアプリケーションからアウトバウンド・コールが開始されるたびに、このイベントが起動され、パートナ・アプリケーションはこのイベントをリスニングし、アウトバウンド・コールを行うようCTIサプライヤに通知できます。
onToolbarAgentCommand このイベントは、相互作用コマンドをCTIからアプリケーションに渡すために使用されます。

イベントをサブスクライブするコードの例を次に示します:

// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const request: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('<Event Name>');
// Set request object properties
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(request, (response: IEventResponse) => {
    // subscription response
});

onDataUpdatedイベントをリスニングするサンプル・コードを次に示します:

// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const request: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onDataUpdated');
// Set request object properties
request.setAppClassification('ORA_SERVICE');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(request, (response: IEventResponse) => {
    // subscription response
    const data = response.getResponseData();
    console.log("onDataUpdated Response: ", dataUpdateResponse);
});

シナリオ

CTIアプリケーションの基本的なシナリオは次のとおりです:

  • エージェントが通話を実行または受理できるようにします
  • 着信コールの処理
  • アウトバウンド・コールの処理

パートナ・アプリケーションをMCAアプリケーションとして初期化する方法

  1. UEF (ui-events-framework) JavaScriptライブラリをパートナ・アプリケーションにインジェクトします。 ライブラリをアプリケーションに注入するコードは次のとおりです: 
    // Step 1: Include the javascript library in partner application
<script src="https://static.oracle.com/cdn/ui-events-framework/libs/ui-events-framework-client.js"></script>
  2. 次の行を使用して、UEFライブラリを初期化します:
    // Step 2: Initialize the library from partner application
const uiEventsFrameworkInstance: IUiEventsFrameworkProvider = await CX_SVC_UI_EVENTS_FRAMEWORK.uiEventsFramework.initialize('MCA_APP', 'v1');

    UEFを初期化するためのJavaScriptコードは次のとおりです:

    // Step 2: Initialize the library from partner application
const uiEventsFrameworkInstance = await CX_SVC_UI_EVENTS_FRAMEWORK.uiEventsFramework.initialize('MCA_APP', 'v1');

シナリオ1: エージェントが通話を実行または受理できるようにします

Fusionアプリケーション・エージェントにサインインすると、自身がコールを受入または実行できるようになります。 このためには、agentStateEventアクションを使用します。 パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、エージェントを使用可能にできます: 

// Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaAgentStateEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('agentStateEventOperation')  as IMcaAgentStateEventActionRequest;
// Set request object properties
requestObject.setEventId('1');
requestObject.setIsAvailable(true);
requestObject.setIsLoggedIn(true);
requestObject.setState('AVAILABLE');
requestObject.setStateDisplayString('Idle');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaAgentStateEventActionResponse) => {
    console.log('AGENT IS READY', operationResponse);
}).catch(() => {
})

JavaScriptコードは次のとおりです:

// Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('agentStateEventOperation');
// Set request object properties
requestObject.setEventId('1');
requestObject.setIsAvailable(true);
requestObject.setIsLoggedIn(true);
requestObject.setState('AVAILABLE');
requestObject.setStateDisplayString('Idle');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    console.log('AGENT IS READY', operationResponse);
}).catch(() => {
});

イベントの実行後、「電話」アイコンにエージェントが使用可能であることが示されます。

シナリオ2: 着信コールの処理

このシナリオは、次の状態に分割できます:

  1. リング受信。
  2. Fusionアプリケーションでコール受入。
  3. Fusionアプリケーションでコール切断。

受信したリング

顧客がサービス・センター番号をコールしています。 Fusionアプリケーションは、Fusionアプリケーションに担当者レコードが存在するかどうかをチェックし、UIに着信コール・オファー通知も表示します。

次の図は、このシナリオで実行される一連のアクションを示しています:

リングが受信したシナリオを示す図。

  1. コールが最初にCTIサプライヤによって受信され、着信コールがあることをパートナ・アプリケーションに通知します。

  2. パートナ・アプリケーションは、newCommEventアクションを起動することで、Fusionアプリケーションへの着信コールを通知できます。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、newCommEventアクションを起動できます: 

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null 
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('newCommEvent')  as IMcaNewCommEventActionRequest;
// Set request object properties
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
requestObject.setEventId('1');
requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute('SVCMCA_ANI', '62738490');
requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute("SVCMCA_COMMUNICATION_DIRECTION", "ORA_SVC_INBOUND");
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaNewComActionResponse) => {
    console.log('NEWCOMM FIRED', operationResponse);
    // Custom logic for handling the partner application UI
}).catch(() => {
})

    JavaScriptは次のとおりです: 

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null 
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('newCommEvent');
// Set request object properties
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
requestObject.setEventId('1');
requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute('SVCMCA_ANI', '62738490');
requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute("SVCMCA_COMMUNICATION_DIRECTION", "ORA_SVC_INBOUND");
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    console.log('NEWCOMM FIRED', operationResponse);
    // Custom logic for handling the partner application UI
}).catch(() => {
});
    ノート: setInDataValueByAttributeファンクションでは、システム・トークンにリストされている属性の標準リストを設定できます。 カスタム・トークンを渡すこともできます。 次に例を示します: requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute("IVR_NUM_1", "TokenValue1");
  3. Fusionアプリケーションは、アクションを識別した後、担当者番号参照を実行し、アクション・レスポンスの担当者詳細を返します。

    デフォルトの逆参照を構成するには、「参照フィルタの作成」を参照してください。

  4. Fusionアプリケーションは、ダイアログ・ボックスを介して着信コール・オファー通知についてエージェントに通知します。
  5. エージェントは、コールに応答または拒否できます。

コール受入

エージェントは、Fusionアプリケーションの「回答」ボタンをクリックしてコールを受け入れます。

次の図は、エージェントがFusionアプリケーションからのコールを受け入れるときに実行される一連のアクションを示しています。

コールが受け入れられたシナリオを示す図。

  1. エージェントがFusionアプリケーションの「回答」ボタンをクリックすると、onToolbarInteractionCommandイベントがacceptのコマンドで起動されます。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、onToolbarInteractionCommandイベントをサブスクライブできます:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null  
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand') as IMcaEventRequest;
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse: IMcaOnToolbarInteractionCommandEventResponse) => {
    const eventResponseDetails: IMcaOnToolbarInteractionCommandDataResponse = eventResponse.getResponseData();
    const command: string = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        }
});

    JavaScriptコードは次のとおりです:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null  
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse) => {
    const eventResponseDetails = eventResponse.getResponseData();
    const command = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
    }
});
  2. パートナ・アプリケーションは、このイベントを受信し、イベントがコールをacceptする場合、パートナ・アプリケーションはCTIサプライヤにコールを受け入れるように通知します。
  3. CTIサプライヤがパートナ・アプリケーションにコールの受入れを通知した後、パートナ・アプリケーションはstartCommEventアクションを起動できます。

    パートナ・アプリケーションから次のTypescriptコードを実行して、startCommEventアクションを起動できます:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null 
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const request: IMcaStartCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('startCommEvent') as IMcaStartCommEventActionRequest;
request.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
request.setEventId('1');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(request).then((operationResponse: IMcaStartComActionResponse) => {
    // Extract the required data from response and use for updating the partner app
    const contactName: string = operationResponse.getResponseData().getData()['SVCMCA_CONTACT_NAME'];   // sample for getting the contact name
}).catch(() => {
});

    JavaScriptコードは次のとおりです:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null 
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const request = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('startCommEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
request.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
request.setEventId('1');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(request).then((operationResponse) => {
    // Extract the required data from response and use for updating the partner app
    const contactName = operationResponse.getResponseData().getData()['SVCMCA_CONTACT_NAME']; // sample for getting the contact name
}).catch(() => {
});
  4. Fusionアプリケーションがこのアクションを識別すると、一致した担当者とエンゲージメント・パネルが、スクリーン・ポップのFusion構成管理で構成されたルールに基づいて開きます。

    スクリーン・ポップ・ルールを構成するには、「サービス・センターのスクリーン・ポップ・ルールの構成」を参照してください。

Fusionアプリケーションでコール拒否

エージェントは、Fusionアプリケーションの「拒否」ボタンをクリックしてコールを拒否します。

次の図は、エージェントがFusionアプリケーションからのコールを拒否したときに実行される一連のアクションを示しています:

コールが拒否されたシナリオを示す図。

  1. エージェントがFusionアプリケーションの「回答」ボタンをクリックすると、onToolbarInteractionCommandイベントがrejectのコマンドで起動されます。
    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、onToolbarInteractionCommandイベントをサブスクライブできます:
    ノート: 前のステップでサブスクリプションをすでに追加している場合は、次のコードをスキップして、追加した既存のサブスクリプションのrejectケースにロジックを追加できます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null  
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand') as IMcaEventRequest;
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse: IMcaOnToolbarInteractionCommandEventResponse) => {
    const eventResponseDetails: IMcaOnToolbarInteractionCommandDataResponse = eventResponse.getResponseData();
    const command: string = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        }
});

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null  
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse) => {
    const eventResponseDetails = eventResponse.getResponseData();
    const command = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
    }
});
  2. パートナ・アプリケーションは、このイベントを受信し、イベントがコールを拒否する場合、パートナ・アプリケーションは、コールを拒否するようにCTIサプライヤに通知します。
  3. CTIサプライヤがパートナ・アプリケーションにコールが拒否されたことを通知すると、パートナ・アプリケーションはrejectの事由でcloseCommEventアクションを起動できます。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、closeCommEventアクションを起動できます:

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null  
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent') as IMcaCloseCommEventActionRequest;
 
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties, in this scenario we need to set the reason as reject
requestObject.setReason("REJECT");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
requestObject.setEventId('1');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaCloseComActionResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
})

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null  
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties, in this scenario we need to set the reason as reject
requestObject.setReason("REJECT");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
requestObject.setEventId('1');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
});
  4. Fusionアプリケーションでこのアクションが識別されると、コール・ダイアログ・ボックスはUIから破棄されます。

Fusionアプリケーションからコール切断

コール切断のシナリオを示す図。

会話が完了すると、エージェントはFusionの「コール終了」ボタンをクリックします。

  1. エージェントがFusionアプリケーションの「コール終了」ボタンをクリックし、onToolbarInteractionCommandイベントがdisconnectのコマンドを使用して起動されます。
    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、onToolbarInteractionCommandイベントをサブスクライブできます:
    ノート: 前のステップでサブスクリプションをすでに追加している場合は、次のコードをスキップして、追加した既存のサブスクリプションのdisconnectケースにロジックを追加できます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null   
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand') as IMcaEventRequest;
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse: IMcaOnToolbarInteractionCommandEventResponse) => {
    const eventResponseDetails: IMcaOnToolbarInteractionCommandDataResponse = eventResponse.getResponseData();
    const command: string = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        }
});

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null   
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse) => {
    const eventResponseDetails = eventResponse.getResponseData();
    const command = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call
            break;
    }
});
  2. パートナ・アプリケーションは、このイベントを受信し、イベントがコールを切断する場合、パートナ・アプリケーションは、CTIサプライヤにコールの切断を通知します。
  3. CTIサプライヤがパートナ・アプリケーションにコールが切断されたことを通知すると、パートナ・アプリケーションは closeCommEventアクションをWRAPUPとして起動できます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null    
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent') as IMcaCloseCommEventActionRequest;
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties
requestObject.setReason("WRAPUP");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
requestObject.setEventId('1');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaCloseComActionResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
})

    次に、JavaScriptの例を示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null    
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties
requestObject.setReason("WRAPUP");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event
requestObject.setEventId('1');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
});
  4. Fusionアプリケーションは、このアクションを識別すると、UIにラップ・アップ・ウィンドウをレンダリングします。

シナリオ3: アウトバウンド・コール

アウトバウンド・シナリオは、次の4つの状態に分類できます:
  1. アウトバウンド・コールを開始します。
  2. 通話は顧客によって受け入れられます。
  3. コールがエージェントまたは顧客によって切断されます。
  4. 通話は顧客によって拒否されます。

アウトバウンド・コールの開始

エージェントがFusionアプリケーションから電話番号をクリックし、コール状態が鳴っています。

顧客シナリオによって受け入れられたアウトバウンド・コール。

  1. エージェントは、電話番号をクリックしてFusionアプリケーションからアウトバウンド・コールを開始し、onOutgoingEventが起動します。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、onOutgoingEventイベントをサブスクライブできます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onOutgoingEvent') as IMcaEventRequest;
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
 
let outboundSubscriptionResponse: IMcaonOutgoingEventResponse;
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, async (eventResponse: IMcaonOutgoingEventResponse) => {
    // Use the event response to get the phone number and invoke the initiate call api of CTI vendor
    // Keep the outbound subscription response in a global variable. The outData needs to be set while firing newCommEvent and startCommEvent actions
    outboundSubscriptionResponse = eventResponse;
});

    JavaScriptの例を次に示します: 

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onOutgoingEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
let outboundSubscriptionResponse
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, async (eventResponse) => {
    // Use the event response to get the phone number and invoke the initiate call api of CTI vendor
    // Keep the outbound subscription response in a global variable. The outData needs to be set while firing newCommEvent and startCommEvent actions
    outboundSubscriptionResponse = eventResponse;
});
  2. このイベントをリスニングするパートナ・アプリケーションは、CTIサプライヤにコールを開始するよう通知します。
  3. パートナ・アプリケーションは、newCommEventアクションを公開して、コールの開始をFusionアプリケーションに通知します。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、newCommEventアクションを起動できます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('newCommEvent')  as IMcaNewCommEventActionRequest;
// Set request object properties
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
requestObject.setEventId('1');
 
// outboundSubscriptionResponse is the variable having the subscription response of onOutGoing event
const customerInData = {
    ...outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData(),
        'callData': {
            "phoneLineId": "1",
                "eventId": outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData().SVCMCA_CALL_ID,
            },
            'SVCMCA_COMMUNICATION_DIRECTION': 'ORA_SVC_OUTBOUND',
            'SVCMCA_WRAPUP_TIMEOUT': '',
            'appClassification': ''
};
for (let key in customerInData) {
    requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute(key, customerInData[key]);
}
 
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaNewComActionResponse) => {
    // Handle the custom logic for UI updates here
}).catch(() => {
})

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('newCommEvent');
// Set request object properties
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
requestObject.setEventId('1');
 
// outboundSubscriptionResponse is the variable having the subscription response of onOutGoing event
const customerInData = {
    ...outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData(),
        'callData': {
            "phoneLineId": "1",
                "eventId": outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData().SVCMCA_CALL_ID,
            },
            'SVCMCA_COMMUNICATION_DIRECTION': 'ORA_SVC_OUTBOUND',
            'SVCMCA_WRAPUP_TIMEOUT': '',
            'appClassification': ''
};
for (let key in customerInData) {
    requestObject.getInData().setInDataValueByAttribute(key, customerInData[key]);
}
 
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    // Handle the custom logic for UI updates here
}).catch(() => {
});
  4. Fusionアプリケーションからのアクション・レスポンスには、パートナ・アプリケーションがUIをレンダリングするために使用できる担当者詳細があります。

顧客が受入したコール

顧客シナリオによって受け入れられたコール。

  1. 顧客が着信コールを受け入れ、CTIサプライヤがパートナ・アプリケーションに通知します。
  2. パートナ・アプリケーションは、startCommEventアクションを公開して、Fusionアプリケーションに通知します。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、startCommEventアクションを起動できます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const request: IMcaStartCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('startCommEvent') as IMcaStartCommEventActionRequest;
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
request.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
request.setEventId('1');
 
// Set values from outData of outboundSubscriptionResponse variable to startCommEvent request object  
for (const property in outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData()) {
    request.getInData().setInDataValueByAttribute(property, outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData()[property]);
}
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(request).then((operationResponse: IMcaStartComActionResponse) => {
    // Extract the required data from response and use for updating the partner app
    const contactName: string = operationResponse.getResponseData().getData()['SVCMCA_CONTACT_NAME'];   // sample for getting the contact name
}).catch(() => {
});

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const request = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('startCommEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
request.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
request.setEventId('1');
 
// Set values from outData of outboundSubscriptionResponse variable to startCommEvent request object
for (const property in outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData()) {
    request.getInData().setInDataValueByAttribute(property, outboundSubscriptionResponse.getResponseData().getOutData()[property]);
}
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(request).then((operationResponse) => {
    // Extract the required data from response and use for updating the partner app
    const contactName = operationResponse.getResponseData().getData()['SVCMCA_CONTACT_NAME']; // sample for getting the contact name
}).catch(() => {
});
  3. startCommEvent を完了すると、パートナ・アプリケーションは、進行中のコールを表示するために必要に応じてUIを更新できます。

エージェントまたは顧客から切断されたコール

エージェントまたは顧客のシナリオによって切断されたコール

  1. エージェントは、disconnectのコマンドを使用してonToolbarInteractionCommandイベントを起動するFusionアプリケーションからのコールを終了します。
    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、onToolbarInteractionCommandイベントをサブスクライブできます:
    ノート: 前のステップでサブスクリプションをすでに追加している場合は、次のコードをスキップして、追加した既存のサブスクリプションのdisconnectケースにロジックを追加できます。

    Typescriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaEventRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand') as IMcaEventRequest;
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse: IMcaOnToolbarInteractionCommandEventResponse) => {
    const eventResponseDetails: IMcaOnToolbarInteractionCommandDataResponse = eventResponse.getResponseData();
    const command: string = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call (In this use-case your logic should be here)
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to reject the call
            break;
        }
});

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createSubscriptionRequest('onToolbarInteractionCommand');
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.subscribe(requestObject, (eventResponse) => {
    const eventResponseDetails = eventResponse.getResponseData();
    const command = eventResponseDetails.getCommand();
    switch (command) {
        case "accept":
            // Notify CTI Vendor to accept the call
            break;
        case "disconnect":
            // Notify CTI Vendor to disconnect the call (In this use-case your logic should be here)
            break;
        case "reject":
            // Notify CTI Vendor to reject the call
            break;
    }
});
  2. このイベントをリスニングするパートナ・アプリケーションは、CTIサプライヤに通話の切断を通知することで、イベントを処理します。
  3. コールが切断されると、パートナ・アプリケーションはcloseCommEventをwrapupという理由でFusionアプリケーションに公開します。
    Typescriptの例を次に示します:
    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent') as IMcaCloseCommEventActionRequest;
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties, in this scenario we need to set the reason as Wrapup
requestObject.setReason("WRAPUP");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
requestObject.setEventId("1");
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaCloseComActionResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
})

    JavaScriptの例を次に示します:

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties, in this scenario we need to set the reason as Wrapup
requestObject.setReason("WRAPUP");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
requestObject.setEventId("1");
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
});
  4. Fusionアプリケーションは、ラップ・アップ・フローを実行し、ノートを表示します。
  5. CloseCommEventレスポンスで、パートナ・アプリケーションは必要に応じてUIを更新します。

顧客による通話拒否

顧客シナリオによってコールが拒否されました。

  1. 顧客が着信コールを拒否し、CTIサプライヤがパートナ・アプリケーションに通知します。
  2. パートナ・アプリケーションは、UIを更新し、closeCommEventをFusionアプリケーションに公開します。

    パートナ・アプリケーションから次のコードを実行して、closeCommEventアクションを起動できます。

    Typescriptの例を次に示します: 

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext: IMultiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext: IPhoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE') as IPhoneContext;
 
// Step 2: Create the request object
const requestObject: IMcaNewCommEventActionRequest = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent') as IMcaCloseCommEventActionRequest;
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties, in this scenario we need to set the reason as reject
requestObject.setReason("REJECT");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
requestObject.setEventId("1");
 
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse: IMcaCloseComActionResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
})

    JavaScriptの例を次に示します: 

    // Please make sure uiEventsFrameworkInstance object is initialized successfully and it is not null
// Step 1: Get the proper context
const multiChannelAdaptorContext = await uiEventsFrameworkInstance.getMultiChannelAdaptorContext();
const phoneContext = await multiChannelAdaptorContext.getCommunicationChannelContext('PHONE');
// Step 2: Create the request object
const requestObject = uiEventsFrameworkInstance.requestHelper.createPublishRequest('closeCommEvent');
// Refer https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/fairs/application-classification-code.html#s20059918 for the list of supported app classifications
requestObject.setAppClassification('ORA_SERVICE');
// Set request object properties, in this scenario we need to set the reason as reject
requestObject.setReason("REJECT");
// Set event ID as a unique identifier of the current call event. You can also use SVCMCA_CALL_ID from subscription response of onOutgoingEvent 
requestObject.setEventId("1");
// Step 3: Invoke the API
phoneContext.publish(requestObject).then((operationResponse) => {
    console.log('closeCommEvent fired', operationResponse);
}).catch(() => {
});
  3. パートナ・アプリケーションがUIを更新して、エージェントが使用可能であることを示します。

closeCommEventの理由

次の表に、closeCommEventアクションでサポートされる理由を示します。

closeCommEvent理由 説明
WRAPUP 確立されたコールは終了しましたが、まとめが必要です。 エージェントは、コール後処理詳細の入力を求められます。
ENDCOMMUNICATION 確立されたコールは終了しますが、まとめは必要ありません。
ERROR コールを確立中にエラーが発生しました。 アウトバウンド・ダイヤル失敗に使用されます。
REJECT コールが拒否されました。
TIMEDOUT コールがリング・タイムアウトになりました。
ABANDONED エージェントが応答する前に着信コールがハングアップしました。
MISSED 電話がかかってきませんでした。 これは、コールの確立に失敗するより具体的な理由がない場合のキャッチ・オールです。
CANCELED アウトバウンド・ダイヤル試行が取り消されました。
TRANSFERRED コールが転送されたため終了しました。
CONFERENCE 電話会議が終了しました。
LOST コールが中止されました。