5.4.5 クイックSQLサンプル・モデルのロード

クイックSQLサンプル・モデルをロードして、クイックSQLの短縮構文について学習します。

5.4.5.1 クイックSQLのサンプル・モデルについて

使用可能なクイックSQLサンプル・モデルについて学習します。

クイックSQLには次のクイックSQLのサンプル・モデルが含まれています。

  • 部門および従業員 - 追加のEMP_V結合ビューを使用してDEPARTMENTSおよびEMPLOYEES表を作成します。/INSERT構文を使用して、ランダム・データも生成されます。/NNによって、NOT NULL SQL列制約が追加されます。表、列および子表を定義するために、インデントされたリストが使用されます。主キー列および外部キー列は自動的に追加されます。主キー列や外部キー列を指定する必要はありません。

  • 従業員スキル - 親表および子表を識別するインデントを使用して、DEPARTMENTS表、EMPLOYEES表およびSKILLS表を作成します。短縮構文VC255は、SQLデータ型を指定します。/INSERT構文は、10行のランダム・データを生成するために使用され、値の例(/VALUES)を提供します。チェック制約(/CHECK)を使用して有効な値を定義します。列コメントを大カッコで囲んで追加する図。

  • 製品売上 - PRODUCTSCUSTOMERSCHANNELSPROMOTIONSSALESの各表を備えたスター・スキーマを作成します。SALES表には、他の表への外部キー参照が含まれています。5つの表すべてを結合するSQL VIEWも作成されます。ランダムなサンプル・データも生成されます。数値列は、NUM構文で指定されます。

  • プロジェクト管理 - PROJECTS親表および4つの子表(MILESTONESLINKSATTACHMENTSおよびACTION_ITEMS)を使用してプロジェクト管理スキーマを定義します。PROJECTSおよびMILESTONESと、PROJECTSおよびACTION_ITEMSを組み合せたPROJECT_AIを結合するビューPROJECT_MSを追加します。有効な値(/CHECK)、値の例(/VALUES)を指定し、サンプル行(/INSERT)を生成します。#-sign (auditcols: true)の後にSQL構文ディレクティブに監査列を追加します。

  • ToDo - ASSIGNEES表とTODOS表を作成します。NOT NULL制約(/NN)を定義します。有効な値(/CHECK)を指定します。サンプル・データ(/INSERT)を生成します。監査列(#auditcols: true)を追加します。このサンプルを出発点として使用すると、カスタマイズしたToDoシステムを数分で作成できるようになっています。

5.4.5.2 クイックSQLサンプル・モデルのロード

クイックSQLサンプル・モデルにアクセスするには、「クイックSQLアクション」メニューから「ロード」アクションを選択するか、「ヘルプ」をクリックして「サンプル」を選択します。

クイックSQLのサンプルをロードするには:

  1. 「クイックSQL」ページに移動します。
    1. ワークスペースホームページで、「SQLワークショップ」アイコンをクリックします。
    2. 「ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「クイックSQL」をクリックします。

    クイックSQLページが表示されます。クイックSQLサンプルは、次の2つの方法でロードできます。

    • 「ヘルプ」から。
    • 「クイックSQLアクション」メニューから。
  2. ヘルプからサンプルをロードするには:
    1. 左側のペインで、「ヘルプ」をクリックし、「サンプル」タブを選択します。
    2. サンプルを選択し、「モデルのロード」をクリックします。
  3. 「クイックSQLアクション」メニューからサンプルをロードするには:
    1. 左ペインで、「クイックSQLアクション」メニュー(縦に並んだ3つの点)をクリックし、「ロード」を選択します。
      「サンプル」タブが選択された状態で「ロード」ダイアログが表示されます。
    2. サンプルを選択し、「モデルのロード」をクリックします。
サンプルがロードされます。クイックSQLの短縮構文が左ペインに表示され、対応する生成されたSQLが右ペインに表示されます。