5.12.6 生成AI属性の構成

「AI」ページの属性を構成して、生成AI機能をランタイム・アプリケーションで使用できるようにします。

生成AI機能(AIアシスタントなど)をランタイム・アプリケーションに含めるには、アプリケーション定義を編集し、「AI」ページで属性を構成する必要があります。詳細は、「アプリケーションへの生成AIの組込み」を参照してください。

ヒント:

「AI」ページで属性を構成する前に、ワークスペース・ユーティリティで生成AIサービスを定義する必要があります。使用可能な生成AIサービスがない場合は、「使用可能なAIサービスはありません」メッセージが表示されます。「構成」をクリックして、「生成AIサービス」ページにアクセスします。

5.12.6.1 「AI」ページへのアクセス

「AI」ページには、アプリケーションのホームページからアクセスします。

「AI」ページにアクセスするには:

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  3. アプリケーションのホームページで、アプリケーション名の右側にある「アプリケーション定義の編集」をクリックします。
  4. 「AI」タブをクリックします。
  5. 対象となる属性を編集します。
  6. 「変更の適用」をクリックして、変更を保存します。

5.12.6.2 「AI」ページ

「AI」ページには、「生成AI」という1つのリージョンがあります。

生成AI

生成AI属性を使用して、アプリケーションの生成AI機能を有効にします。

属性 説明 さらに学習するには
サービス

このアプリケーションのデフォルトのAIサービスを選択します。

使用可能な生成AIサービスがない場合は、「使用可能なAIサービスはありません」メッセージが表示されます。「構成」をクリックして「生成AIサービス」ページにアクセスし、作成します。

「生成AIサービス・オブジェクトの作成」を参照してください
同意メッセージ

選択したAIサービスの使用に対する同意メッセージを入力します。

定義した同意メッセージは、ユーザーが初めてAIサービスにアクセスしたときに表示されます。ユーザーは、AIと対話する前にメッセージに同意する必要があります。ユーザーの選択はプリファレンスとして格納されるため、プロンプトは1回のみ表示されます。

APEX_AIパッケージを使用して、ユーザーの同意をプログラムで設定またはクリアすることもできます。

『Oracle APEX APIリファレンス』APEX_AIを参照してください