24.3 コントロールおよびコンポーネントの削除による問題の特定

ページを正常に実行できない場合は、コントロールとコンポーネントを一度に1つずつ削除することをお薦めします。

この方法を使用すると、問題の原因となっている可能性があるコントロールまたはコンポーネントを迅速に判別できます。

24.3.1 ページ・コンポーネントの除外と包含

ページ・デザイナの「コメント・アウト」と「コメント解除」コンテキスト・メニュー・オプションを使用して、実行時にページ・コンポーネントを除外または含めます。

APEXリリース23.2以降では、新しいアプリケーションに、ページ・デザイナの「コメント・アウト」および「コメント解除」コンテキスト・メニューが含まれます。実行時にアプリケーション・コンポーネントを除外するには、左側のタブでそのコンポーネントを右クリックし、コンテキスト・メニューから「コメント・アウト」を選択します。実行時にコンポーネントを含めるには、そのページ・コンポーネントを再度選択しますが、今度はコンテキスト・メニューから「コメント解除」を選択します。「コメント・アウト」および「コメント解除」コンテキスト・メニュー・オプションは、「レンダリング」タブ、「動的アクション」タブおよび「プロセス」タブ内に表示されます。

「コメント・アウト」または「コメント解除」コンテキスト・メニューが表示されない場合は、「構成」、「ビルド・オプション」の下の「プロパティ・エディタ」で手動でそのビルド・オプションを変更できます。

ヒント:

「コメント・アウト」「コメント解除」のコンテキスト・メニュー・オプションは、「コメント・アウト」という名前のビルド・オプションから作成されます。詳細は、「ビルド・オプションを使用した構成の制御」を参照してください。

24.3.2 サーバー側条件の使用

コンポーネントのレンダリングや実行を防ぐには、サーバー側条件を使用します。

「サーバー側の条件」を「なし」に構成すると、コンポーネントのレンダリングや実行を防ぐことができます。

「なし」のサーバー側条件を作成するための一般的なステップを次に示します:

ノート:

ユーザー・インタフェースは、選択したページ・コンポーネントに応じて若干異なる場合があります。
  1. ページ・デザイナで、ページ・コンポーネントを選択します。
  2. 「サーバー側の条件」グループを検索します。
  3. 「タイプ」から、「なし」を選択します。

ノート:

条件を「なし」に変更すると、既存の条件が削除されます。コンポーネントを一時的に無効にするには、「ビルド・オプション」属性の使用をお薦めします。