8 以前のリリースでのサポート終了

次の項では、以前のリリースでサポートが終了した機能をリストします。

サポートが終了した機能がアプリケーション・メタデータまたはAPIに関係している場合、既存のアプリケーションが以前のように機能しないことがあります。機能を置き換えるようにアプリケーションを変更することをお薦めします。

8.1 JSONアプリケーションのエクスポートの削除

APEX 24.1以降では、JSONアプリケーションのエクスポート・オプションが削除されています。「読取り可能なエクスポート形式」オプションがスイッチになりました。オフの場合、アプリケーションはSQL形式でエクスポートされます。オンの場合、エクスポート・ファイルには、判読可能なYAMLバージョンのアプリケーション・メタデータが含まれます。

8.2 CKEditorのサポート終了

APEX 23.2.9では、CKEditor 4およびCKEditor5はサポートされなくなりました。CKEditor5 APIを使用するカスタム・コードはすべて修正する必要があります。CKEditor4およびCKEDITORグローバル・オブジェクトを参照するコードは動作しなくなりました。既存のCKEditorリージョンは、デフォルトでOracle Rich Text Libraryを使用します。

8.3 サポートが終了したユーティリティ

APEX 23.2以降、APEXExportユーティリティはサポートされなくなり、Oracle APEXに含まれなくなりました。エクスポート操作を実行するには、SQLclを使用してください。

8.4 テンプレート・コンポーネントのメタデータの問合せ

APEX 23.2以降、テンプレート・コンポーネントの場合のみ、APEX_APPLICATION_PAGE_REGIONSおよびAPEX_APPLICATION_PAGE_IR_COLパブリック・ビューのATTRIBUTE_01...ATTRIBUTE_25列でnullが返されるようになりました。

かわりに、すべての属性値のJSONオブジェクトを格納する、新しいATTRIBUTES列を使用してください。この属性の静的IDをオブジェクト・キーとして使用します。JSONドット表記法を使用する場合は表の別名が必ず必要であることに注意してください。次に例を示します。
select r.attributes.COLOR
  from apex_application_page_regions r
 where r.application_id = 100
   and r.page_id        = 1
   and r.static_id      = 'user_badge';