11 トランザクション・コーディネータの管理
Helmを使用してKubernetesクラスタにマイクロサービス対応トランザクション・マネージャ(MicroTx)をインストールした場合は、Helmコマンドを使用してトランザクション・コーディネータを管理できます。
- セッション・アフィニティについて
 セッション・アフィニティを有効にすると、一意のトランザクションまたはセッションに対するすべてのリクエストは、最初のリクエストを処理した参加側サービスの同じエンドポイントまたはレプリカにルーティングされます。
- キャッシュの有効化
 キャッシュを有効にすると、etcdまたはOracle Databaseに格納されているトランザクション・ログの読取りおよび書込み操作が最適化されます。これにより、パフォーマンスも向上します。
- トランザクション・リカバリについて
 トランザクション・コーディネータ・サーバーは、障害後にサーバーが再起動したときに進行中のトランザクションを再開します。
- コマンドの一般的な構文
 次に、MicroTxを管理するために実行できるHelmコマンドの一般的な構文を示します。
- スケール・アップまたはスケール・ダウン
 MicroTxをインストールしたKubernetesクラスタをスケール・アップして、大量のリクエストを処理します。リクエスト数が少ない場合は、リソースを効率的に使用するようにスケール・ダウンします。
- 更新
- アンインストール
 MicroTxを使用する必要がなくなった場合は、Kubernetesクラスタからアンインストールできます。