4.1 OEDAコマンドライン・インタフェースについて

OEDAコマンドライン・インタフェース(OEDACLI)を使用して、Exadataライフ・サイクル管理タスクを実行できます。

サポートされるタスクを次に示します:

  • VMクラスタでのノードの追加と削除

  • Oracle Databaseホーム・ディレクトリの追加または削除

  • ストレージ・セルの追加または削除

  • Oracle ASMディスク・グループのサイズ変更

  • その他のデータベースの追加または削除

    ノート:

    Exadataでデータベースを作成するには、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)またはOEDAコマンドライン・ユーティリティ(OEDACLI)を使用することをお薦めします。どちらのユーティリティもExadataシステム構成の最新のExadataベスト・プラクティス構成設定を実装します。Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)は、Oracle Databaseソフトウェア・バンドルでも使用できます。ただし、DBCAはOEDA XML構成ファイル(es.xml)と統合されず、推奨されるExadata固有の構成設定を実装しない可能性があるため、Exadataでの新規データベース作成にはお薦めしません。

    「ADD DATABASE」を参照してください。

OEDACLIでは、Oracle Exadataシステムのライフ・サイクル管理タスクのみをサポートしています。OEDACLIでは、Oracle SuperClusterおよびOracle Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)でのライフ・サイクル管理操作をサポートしていません。

OEDACLIでは、既存のExadata構成ファイル (es.xml)を更新できます。更新はアクションと呼ばれます。アクションは、単一のアトミックなタスクです。

アクションには多数のサブ・コマンドがある場合があります。ただし、ほとんどのアクションは単一コマンドです。複数コマンド・ステップの例としては、CLONE GUESTおよびCLONE CELLがあります。

OEDACLIには、次に示す2つの動作モードがあります。

  • 編集モード:

    • install.shコマンド・ステップを実行するに、es.xmlファイルに対して使用されます。

    • XMLファイルの編集に使用されます。たとえば、2つ目のデータベース・ホームを追加してからXMLファイルを保存するなどです。

    • デプロイメントの前にesモデルのための論理XMLエディタとして使用できます。

  • デプロイ・モード:

    • install.shコマンド・ステップを実行したに、es.xmlファイルの編集に使用されます。

    • Oracle VMゲストのクローニングや、Oracle ASMディスク・グループの拡張または縮小に使用できます。

    • サポートされている変更のリストは、編集モードよりも小さくなります。

    • 初期デプロイメント後に論理XMLエディタおよびデプロイメント・ツールとして使用できます。

編集モードのワークフロー

  1. コマンドライン・インタフェースは、起動すると、作業対象となるes.xmlファイルがないためまずes.xmlファイルをロードします。

    LOAD FILE name=es.xml
  2. es.xmlのインメモリー・バージョンを変更します。デプロイメント中に実行する、他のアクションを指定しますたとえば、新規ゲストへのOracle VMゲストのクローニングです。

    clone guest srcname=asd
    set privnet name1='test08adm01-priv1',ip1='192.168.216.102',name2='testadm01-priv2',ip2='192.168.216.103'
    set parent name='test08adm01a'
    set adminnet name='test08adm01vm02',ip='10.128.218.70'
    set clientnet name='test08client01vm02',ip='10.128.196.63'
    set vipnet name='test08client01vm02-vip',ip='10.128.196.71'
  3. アクションのためのすべてのコマンドを指定した後、コマンドライン・インタフェース内の処理するアクションのリストにそのアクションを保存します。この時点では、es.xmlファイル内のデータはまだ更新されていません。

    SAVE ACTION
  4. FORCEキーワードを使用して、es.xmlのインメモリー・コピーの本体にアクションをマージします。

    MERGE ACTIONS FORCE
  5. 入力ファイルを上書きするか、指定した新規ファイルに書き込み、es.xmlのメモリー・コピーを保存します。

    SAVE FILE [name=new_es.xml]

デプロイ・モードのワークフロー

  1. コマンドライン・インタフェースは、起動すると、作業対象となるes.xmlファイルがないためまずes.xmlファイルをロードします。

    LOAD FILE name=es.xml
  2. es.xmlのインメモリー・バージョンを変更します。実行するアクションを指定します。

  3. アクションのためのすべてのコマンドを指定した後、コマンドライン・インタフェース内の処理するアクションのリストにそのアクションを保存します。この時点では、es.xmlファイル内のデータはまだ更新されていません。

    SAVE ACTION
  4. es.xmlのインメモリー・コピーの本体にアクションをマージします。

    MERGE ACTIONS
  5. es.xmlファイルの本体にアクションをデプロイします。このステップでは、新規Oracle VMゲストの作成など、指定したアクションが実行されます。

    DEPLOY ACTIONS
  6. 入力ファイルを上書きするか、指定した新規ファイルに書き込み、es.xmlのメモリー・コピーを保存します。

    SAVE FILE [name=new_es.xml]