2.11.8.1 Oracle Exadata Storage Serverリリース12.1.2.3.0以上を実行するX3-2以上のマシンでのエイス・ラックの構成

Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックのOracle Linuxデータベース・サーバーを再イメージ化、リストアまたはレスキューした場合は、次の手順を実行する必要があります。

X3-2システムでは、Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.3.0以上を実行している場合のみこの方法を使用します。

  1. リカバリしたサーバーで、resourcecontrolユーティリティが/opt/oracle.SupportToolsディレクトリに存在することを確認します。そうでない場合は、リカバリしたサーバーに別のデータベース・サーバーからコピーします。
  2. resourcecontrolユーティリティに対して適切な権限が設定されていることを確認します。
    # chmod 740 /opt/oracle.SupportTools/resourcecontrol
    
  3. 現在の構成を確認します。
    # dbmcli -e LIST DBSERVER ATTRIBUTES coreCount
    

    それぞれのマシンの構成で許可されるコアの数は、表2-3を参照してください。正しい値が表示されている場合、構成の変更は不要です。その値が表示されなかった場合は、ステップ4に進みます。

  4. 有効になっているコアの構成を変更します。
    # dbmcli -e ALTER DBSERVER pendingCoreCount=new_core_count FORCE
    

    エイス・ラックのnew_core_countは次のとおりです。

    • X8-2: 24
    • X7-2: 24
    • X6-2: 22
    • X5-2: 18
    • X4-8: 60
    • X4-2: 12
  5. サーバーを再起動します。
    # reboot
    
  6. 構成の変更を確認します。
    # dbmcli -e LIST DBSERVER ATTRIBUTES coreCount